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宇宙開発センターで、天地局長により世界会議が開催された。 出席者の各国首脳たちに、外宇宙への出発を可能とするリープ航法メカが公開されている。 天地「ご覧ください。これがリープ航法メカです。スペースナイツが、ワルダスターから苦心して奪い取ったものです」 首脳「まるで生き物ですなぁ」 天地「しかし、これは明らかに人の手によって造られたメカニックなのです。どんなに遠い距離でも、空間を曲げ、一瞬にして飛び越える性能が秘められています。そして今、宇宙開発センターは、このリープ航法メカの量産に成功し、第二の地球発見の可能性を見出しました」 首脳「して、天地局長。第二の地球は一体、どこにあるのですか?」 天地「我々が地球と同じ条件の惑星を、あらゆる角度から検討して出した結果── ご覧ください」 スクリーンに目的地の天体が映し出される。 天地「地球から4.3光年。リープ航法で2週間ほどかかるところに、ケンタウルスがあります。その近くに、大気0.9気圧、酸素含量24パーセント、重力9.5G、主星、つまり太陽から距離、1億7千キロメートルという惑星があります。月こそありませんが、陸と海の比率2分の1。ここなら人類が住める、安全な星だと結論を出しました。そうです、第二の地球です!」 勝利のテッカマン ワルダスターの攻撃をかわし、 世界会議を開催した宇宙開発センターは、 ついに全人類を第二の地球へ移住させるという 決定を得ることに成功した。 天地「スペースナイツの諸君! 君たちに、重大な任務を与える。宇宙開発センターは、リープ航法の実験に取りかかる。使用する宇宙船は、ブルーアース号。搭乗員はスペースナイツの諸君、君たちだ」 城二「局長!」 天地「城二くん。ついに、君にお父さんがやり残した仕事を受け継ぐ日がきたのだ。しっかり頼むぞ!」 城二「はい!」 天地「ひろみ」 ひろみ「わかってるわ、お父さん」 天地「アンドロー」 アンドロー「あぁ、もちろん承知さ。ムータン!」 ムータン「アンドロー」 アンドロー「いよいよ俺たちも、サンノー星へ帰れそうだな」 天地局長の指示のもと、リープ航法メカがブルーアース号に搭載される。 天地「成功です! リープ航法メカは、ブルーアース号のメカニックと合体、動き始めました」 首脳「やったね、天地くん」 天地「いえ、試練はこれからです。リープそのものがブルーアース号にどのような影響を与えるか、すべては明日の実験によって答が出ます」 城二たちスペースナイツと、一同に憧れる勝少年。 勝「いいなぁ、スペースナイツは…… 人類で初めて太陽系の外へ飛び出すんだもんね」 アンドロー「おい、ワンパク坊主。今度は密航なんからしたら、承知しないからな」 ひろみ「そうよ、勝ちゃん。リープするときに大きなショックがあるらしいの。訓練をしてないあなたには、とても無理なんだから」 勝「わかってるさ、おとなしくしてるよ。おいらだって、実験は成功してほしいからね。でも、やっぱりうらやましいや……」 地球を狙う悪党星団ワルダスター。団長のランボスが、部下の宇宙人たちに檄を飛ばしている。 ランボス「いいか! もはやドブライ様の作戦など待っておれん! わしが命令を出す! 地球人どもはブルーアース号にリープメカをセットした。ブルーアース号が実験を始める前に、この要塞空母で叩くのだ。出撃!」 その夜。城二がセンターの外に出ると、アンドローが夜空を見上げている。 城二「アンドロー?」 アンドロー「城二か? どうした、眠れないのか?」 城二「あぁ。明日はいよいよ、宇宙の果てにブルーアース号がリープする。全人類の運命が俺たちに懸かっていると思うと、とても眠れやしない」 アンドロー「あんまり考え込むな。地球人にとってリープは初めてだろうが、そんなに難しいことじゃない」 城二「お前は、ここで何してた?」 アンドロー「俺か? 星を見ていた」 城二も夜空を見上げる。 城二「珍しい……」 アンドロー「何が?」 城二「今夜は星がきれいだ。いつもは公害に汚れた大気に邪魔をされて、見えることはなかったのに。天の川か…… サンノー星は、どっちの方かな?」 アンドロー「……」 城二「……フフッ」 アンドロー「何がおかしい?」 城二「アンドロー、お前も眠れないんじゃないのか? 明日の実験が成功すれば、お前がサンノー星に帰れる日も近いからな」 アンドロー「……」 ブルーアース号の格納庫。数人の警備員が警護にあたる中、密かに勝が忍び込んでいる。 勝「へへっ。おとなしく待ってるって約束したけど、おいらだってスペースナイツの予備軍だ。黙って引っ込んでられるかい」 赤い光が瞬き、ブルーアース号の中へと入りこむのが見える。 勝が目を凝らすと、それは光体となったワルダスターの宇宙人。 勝「ワルダスターだ! よぉし!」 勝が得意のリモコンメカを、ワルダスター目がけて放つ。 声「ギャアッ!」 警備員「どうした!?」「何の音だ!?」「そこの子供、止まれ!」 勝「違う、違う! おいら、怪しい者じゃないよ。ワルダスターがブルーアース号に忍び込んだんだよ!」 警備員「何、ワルダスターだと!? ──何もないじゃないか、坊や。嘘を言っちゃ、いけないよ」 勝「本当だってば! 今、赤い火がブルーアース号の中に入ったんだよ!」 警備員「坊や!」 警備員2人が勝に詰め寄り、その1人が勝の手を捩じ上げる。 勝「痛っ! ……あっ!?」 その警備員の手、そして顔が、異形の宇宙人と化している。 警備員「坊や、ワルダスターなんか、来ていないんだよ。さぁ、調べたいことがあるから、来たまえ」 勝「くそぉ! お前たちは──」 宇宙人の化けたその警備員が、勝の口を塞ぐ。ほかの警備員たちには、その2人の顔が見えていない。 警備員「安心してください。我々で警備室へ連れて行きますから。皆さんはそのまま、警備をお願いします」 他の警備員「あぁ、よろしく」 宇宙人警備員2人が、勝を連行してゆく。残った警備員たちの1人が、勝のリモコンメカを見つける。 警備員「あの子のおもちゃか」 そこへ、城二とアンドローが顔を出す。 城二「何かあったんですか!? 通りかかったら、騒ぎが聞こえたものですから」 警備員「なぁに、子供が忍び込んだんですよ。大したことじゃありません」 城二「それは!?」 アンドロー「あのワンパク坊主のおもちゃだ!」 城二「ま、勝がどうしてここへ!?」 警備員「いや、何でも、ワルダスターがブルーアース号に忍び込んだのを見たと言って、騒ぎ出したんです」 城二「ワルダスターが!?」 警備員「しかし、ブルーアース号の中には、監視用のレーダーが張ってあります。ハエ1匹侵入してもブザーが鳴るはずです」 アンドロー「いや、もし警備員の中にワルダスターのスパイが入り込んでいたら、当然レーダーを壊しているだろう」 宇宙人2人は、勝をセンターの隅へと連れてゆき、銃を構えている。 宇宙人「フフフ、地球方式でやってやろうか。形式通り、10数えてやるからな。1、2、3……」 勝は壁を背後にし、退路はない。密かにリモコンメカのコントローラーを操作する。 格納庫で、警備員の手にしたリモコンメカが動き出す。 城二「おかしいぞ? アンドロー、念のためにブルーアース号を調べてくれ」 アンドロー「ラーサ!」 宇宙人「8、9、10!」 勝「こんちきしょう!」 勝がコントローラーを宇宙人目がけて投げつける。それと同時に、銃声。 宇宙人は手元が狂い、銃撃はかろうじて勝から外れる。 宇宙人「小僧! 地球方式がお気に召さないのなら、宇宙方式でやってやる!」 そこへ城二が、銃を手にして駆けつける。 城二「待て、ワルダスター! その子を離せ!」 宇宙人「バカめ! 撃てば、この小僧も木端微塵だ!」 宇宙人は勝を盾にする。緊張が走る中、城二は狙いを定め、引き金を引く。 格納庫では、アンドローがブルーアース号の中へ入ると、搭載されたリープ航法メカに、宇宙人たち数人が群がっている。 アンドロー「くそぉ! やっぱりリープ航法メカを狙って!」 アンドローが宇宙人たちに挑み、格闘と銃撃で宇宙人たちを一掃する。 一方の城二たち。宇宙人2人は、城二の銃撃で消滅していた。 城二「宇宙人どもが、君より大きかったから狙撃できた。またブルーアース号に忍び込もうとしたんだな?」 勝「ごめんよ、城二さん。だっておいら……」 城二「君は地球に残ると、俺たちに約束したんだ! 嘘をつくような奴は、スペースナイツに入れるわけにはいかん! 俺たちの仕事は、子供の冒険や遊びじゃないんだ」 突然の砲撃音。そして天地局長の声が響く。 天地『スペースナイツ、スペースナイツ! ただちにブルーアース号に搭乗せよ! ワルダスターが攻撃をかけてきた! 予定時間を繰り上げ、ただちにリープ航法の実験を開始する』 城二「くそぉ、ワルダスターめ!」 ワルダスターの宇宙船群がセンターに飛来。地球防衛軍の戦闘機が応戦している。 ランボス「ブルーアース号を発進させるな! 地球人共の夢と希望を、吹っ飛ばしてやるのだ!」 地球防衛軍では、シュビター長官が指揮をとる。 シュビター「全機、ブルーアース号を援護せよ! 今や、ブルーアース号に全人類の望みが託されているのだ!」 城二たちスペースナイツは、ブルーアース号に乗り込んで発進準備をすすめる。 城二「うまく発進できるといいが」 アンドロー「できなきゃ、地球もサンノー星も終わりよ」 城二「天地局長。ブルーアース号、発進準備完了!」 天地「了解。ブルーアース号は、地球防衛軍が援護する。ただちに発進せよ!」 城二「ラーサ! ブルーアース号、発進!」 ブルーアース号がカタパルトを伝い、空を目指す。ワルダスターの宇宙船が何機も群がって来る。 地球防衛軍の戦闘機が果敢に特攻。ワルダスター宇宙船が撃墜され、そして地球防衛軍機も堕ちてゆく。 そしてついにブルーアース号が空を飛び立つ。成層圏を突破。 衛星軌道上に待機している光子ロケットとドッキングを果たす。 城二「天地局長。ブルーアース号、ドッキング完了しました。ただし…… 地球防衛軍兵士の多大な犠牲を払って……」 天地「城二くん。彼らの尊い犠牲のためにも、ぜひとも実験を成功させてほしい。いいか? これから君たちが旅するケンタウルスは、まったく未知の世界だ。何が起きるか、どんな恐怖が待っているか、それはわからない。わかっていることは、君たちの任務に全人類の希望が託されているということだけだ。そのためには、言いにくいことだが…… 城二くん、アンドロー、ひろみ。君たちの中で、たとえ誰かが傷ついて倒れても、感傷に溺れず、屍を乗り越えて任務を全うしてほしい」 城二「わかっています、局長。スペースナイツは全員必ず、第二の地球を見つけて帰って来ます!」 勝「城二さん!」 城二「勝か」 勝「城二さん、成功を祈ってるよ。必ず帰って来てよ!」 城二「心配するな、勝! 帰って来たら、お前をスペースナイツのメンバーにするためにも、猛訓練して鍛えてやるから、待ってろよ! ──ブルーアース号、リープ始動!」 アンドロー「ラーサ!」 ひろみ「リープ5秒前! 4秒、3秒、2秒……」 激しい衝撃音。目の前に、ワルダスターの要塞空母が出現する。 ランボス「逃がしはせんぞ、スペースナイツ! リープできるなら、やってみろ!」 アンドロー「まずい…… ブルーアース号がリープするには、5秒の間がある。狙われたら木端微塵だ」 要塞空母から、ワルダスターの宇宙船が無数に出撃して来る。 城二「よし。ここは俺が、テッカマンが引き受ける!」 アンドロー「城二!?」 城二「天地局長の言われた通りにするんだ! 俺が奴らを引きつけている間に、リープしてくれ」 ひろみ「城二さん!? そんなことをしたら、あなたは……」 城二「心配するな、ひろみ。テッカマンは不死身さ。必ず第二の地球を見つけて、帰って来てくれよ。ペガス!」 ペガス「ラーサ」 城二「テックセッター!」 ブルーアース号からペガスが出撃。城二の変身したテッカマンが姿を現す。 ランボス「やはり出てきよったな、テッカマンめ。それっ! 今日こそ叩きのめしてやれぇ!」 テッカマンが単身、宇宙船群との戦いを繰り広げる。 長槍テックランサーが宇宙船を仕留め、ペガスも怪力で宇宙船を倒してゆく。 ひろみ「城二さん!?」 アンドロー「ひろみ、リープだ」 ひろみ「だって、アンドロー……」 アンドロー「城二の気持ちを無駄にするな。何のために奴は、群がるワルダスターの中に飛び込んでいった? 地球のため、サンノー星のため、あそこで戦っている城二のため、今、俺たちがしなくてはならないことは、わかっているだろう? ひろみ」 ひろみ「……」 アンドロー「大丈夫だ。テッカマンは、敗れはしないよ。地球防衛軍だって援護してくれるさ」 ムータン「ひろみさん、大丈夫。テッカマンは不死身だって、城二さんも言ってたじゃない アンドロー「さぁ、リープするぞ!」 リープ航法メカが作動。遥か宇宙の彼方をめざし、ブルーアース号が虚空に姿を消す。 テッカマン「やった! ブルーアース号がリープしたぞ!」 テッカマンは1人、ペガスとともに宇宙に取り残される。 テッカマン「ひろみ、アンドロー。頼むぞ! 必ず、第二の地球を捜して来てくれ!」 ランボス「何をしておる!? ブルーアース号がリープしてしまったではないか! こうなったら、せめてテッカマンを倒せぇ! そうしないと、そうしないと…… わしゃ、ドブライ様のもとに帰れなくなっちまうんだよぉ~」 要塞空母から、宇宙船が次々に出撃して来る。 ランボス「行けぇ! 行けぇ!」 テッカマンとペガスの活躍により、ようやく宇宙船群が一掃される。 しかし、すでにテッカマンは疲労困憊し、息を切らしている。もはや、帰還する場所もない。 テッカマン「はぁ、はぁ…… ペガス!」 ペガス「ラーサ」 テッカマン「要塞空母に突っ込むぞ! 今日こそ、ランボスと決着をつけてやる! 行け、ペガス!」 ランボス「こ、来い、テッカマン! 今日は逃げんぞ! 決着をつけてやる」 テッカマンがペガスを駆り、要塞空母目がけて突進してゆく。 ブルーアース号が第二の地球を発見することを信じて今テッカマンは、要塞空母に突入した。待っているのは、生か死か。人類の勝利を信じて行け、テッカマン! 宇宙の騎士!! テッカマン「うぅおおぉぉ──っっ!!」 (終)
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21世紀を迎えた地球の科学力は、太陽系の果てに宇宙ステーションを造るほどまでに発展していた。だが、さらに太陽系の外へ、宇宙船を飛ばす計画を立てていた。それは全地球人にとって、重大な使命を担っていたのである。 宇宙船スペースエンジェル号が宇宙を行く。船長の南 恒星と、数人の船員たち。 窓の向こうには、地球が見える。 南「汚れている…… 昔の地球は美しかった」 船員「キャプテン。地球の命は、あとどのくらい持つのですか?」 南「風前の灯」 船員「はぁ?」 南「嵐の前の、ろうそくの火のようなものだ。見ろ、汚れきった地球の大気を。原水爆や公害が生んだ、死の汚染物質だ。間もなく重力が勝って、雨のように降り注いでいくのだ。そのとき、人類は滅亡する…… どんなことがあっても、この宇宙開拓計画を成功させねばならん」 船員「リープ航法が完成すれば、銀河系を飛び回ることもできるんですかね?」 南「それまで、地球が持つかどうかだ…… 地球を救うのが遅かった。誰の責任なのか?」 船員「キャプテン、謎の飛行物体が接近しています!」 南「流星か?」 船員「違います。怪しい電波を放っています。恐らく、宇宙船でしょう」 南「何、宇宙船!?」 船員たち「いや、地球の宇宙船がいるはずがない」「すると……」 見たこともない宇宙船が無数に出現。突如、スペースエンジェル号が激しく揺れる── 太陽の勇者 その頃、遥か離れた地球では。 宇宙開発センター。南の息子、主人公の南 城二が夜空を見上げている。 城二「お父さん、成功を祈っているよ」 センター局長の娘、天地ひろみが駆けて来る。 ひろみ「城二さん! スペースエンジェル号が!」 城二「ひろみちゃん、どうした!?」 ひろみ「早く! 早く、管制室へ!」 宇宙空間ではスペースエンジェル号が、謎の宇宙船団の攻撃を受けている。 宇宙開発センター管制室で天地局長が、スペースエンジェル号と通信をとっている。 南「スペースエンジェル号より、宇宙開発センターへ! スペースエンジェル号より宇宙開発センターへ! 残念ながら、重力装置を破壊されました。逃げ切ることは不可能です! うわあぁっ!」 天地「南くん、どうした!? 南くん、どうした!? がんばるんだ!」 南「ダメです…… 残念です!」 天地「非常カプセルで脱出しろ!」 南「うわぁぁ──っっ!!」 城二「お父さん! お父さん! お父さぁぁん!!」 スペースエンジェル号が大爆発。 天地「宇宙開拓計画の第一の犠牲者を出してしまった……」 城二は管制室を飛び出し、夜空を仰いで叫ぶ。 城二「お父さああぁぁ──ん!!」 数日後。センターの片隅で、城二が思いつめている。 城二 (お父さん、悔しいでしょう…… お父さんの唯一の夢が果たせずに終わってしまったんだ。太陽系から飛び出す夢が…… 俺は憎い! お父さんの夢を奪った宇宙人が!) そこへ、ひろみがやって来る。 ひろみ「パパが、城二さんにお話があるんですって」 城二「天地局長が?」 天地局長が城二を、センター内の一室に招く。 天地「さぁ、入りたまえ。ここは、私の秘密研究室だ。ペガス!」 声に応じて、重厚な足音が響く。 部屋の壁面が開き、人間の2倍ほどの大きさのロボット、ペガスが現れる。 城二「すごいロボットだ……!」 ペガス「コンニチハ」 城二「あ!? こ、こんにちは」 天地「ハハハ。このペガスは、私が3年かかって造ったのだ」 城二「素晴しいロボットですね!」 天地「城二くん。宇宙開発計画の目的を知っているかね?」 城二「父から聞いていました。太陽系の外へ出られる、宇宙船のテストでしょう?」 天地「実は、第二の地球を捜すことだ」 城二「第二の地球? では、この地球はもうダメなんですか!?」 天地「公害で大気が汚れきっている…… 地球の資源も残り少なくなっている。地球を美しく再生しようとするクリーン・アース計画はすでに中止した。地球を救うのが遅かったのだ……」 城二「この地球が、滅びる!? そんなこと、信じられない」 天地「だが事実だ。地球の命は、3年と持つまい。いや、その前に地球人は、恐ろしい宇宙人に滅ぼされるかもしれない。宇宙人は太陽系に近づいて来ている」 城二「父を、スペースエンジェル号を襲った宇宙人たちですね」 天地「1日も早く、第二の地球を捜し出し、全地球人を無事に移住させねばならない」 城二「局長! 父が果たせなかった夢を僕が受け継いで、必ず果たしてみせます!」 天地「さすがは、南くんの倅だ。私はその言葉を聞きたかったのだよ。このペガスは別の目的で造ったのだが、君にあげよう」 城二「えぇっ、本当ですか!?」 天地「ペガスは力も強いし、空を飛ぶこともできる。ペガスを馬代りにして、宇宙パイロットとしての腕を磨き、お父さんの遺志を継いでくれたまえ」 城二「はい!」 城二が何気なくペガスに触れると、脚の装甲が開き、内部に人間が入れるような空間がある。 城二「何ですか、この仕掛けは?」 天地「人間の細胞をパワーアップして、『テッカマン』を造る装置だ」 城二「テッカマン……?」 天地「まぁ、鉄の鎧を着た中世の騎士、って感じかな。一種のスーパーマンだ」 城二「局長、ここに入れば誰でもテッカマンになれるんですか?」 天地「それが問題なんだ。特別な波長を受け入れる体質でなければならない。普通の人間だったら、たちまち死んでしまうだろう」 城二「特別な波長の体質?」 天地「誰もがテッカマンになれるまでには、まだまだ研究と開発が必要なんだ。完成までには、10年かかるな」 城二「テッカマン……」 地球の生命があと3年以内という事実は、 極秘にされた。 なぜなら、もしこの事実を人々が知ったら、 その驚きのために大混乱が起きると 予想されたからである。 ある日の夜、この悲しみを秘めた地球に、 宇宙から訪れたものがあった 夜。空から謎の宇宙船が飛来し、山中の森の中に墜落する。 炎上する宇宙船から、人間そっくりの宇宙人、アンドロー梅田が降り立つ。 夜が明け、アンドローは海辺を訪れる。海水は公害で汚れ、工場が黒煙を撒き散らしている。 アンドロー「汚ねぇ…… 地球も終わりか」 アンドローが宇宙開発センターを訪れる。 空から、城二の乗ったペガスが飛来し、アンドローの頭上をかすめる。 アンドロー「降りて来い! それとも、俺から行こうか?」 ペガスが着陸し、城二が地上に降り立つ。 城二「驚かしてごめんよ。そんなところに人がいるとは思わなかったんだ」 アンドロー「これでもロボットか? まぁ、お前の遊び相手としては、ちょうどいいおもちゃだぜ」 城二「何、おもちゃとは何だ!? ペガスの性能は、地球最高の科学力の結晶だ!」 アンドロー「フン。地球が滅びるのも、科学力の結晶だぜ」 城二「えっ!?」 アンドロー「この地球が、3年以内ってこと」 城二「お前、誰からそんなことを!?」 アンドロー「一目見りゃわかるぜ、俺には。クリーン・アース計画も中止した……」 城二「黙れ! 黙るんだ! どこで情報を知ったか知らないが、その重大なことをみだりに喋ることは許さん!」 アンドロー「俺の勝手だぜ」 城二「何ぃっ!?」 城二がアンドローに掴みかかり、投げ飛ばす。 余裕で立ち上がったアンドローに、城二が体当たり。しかし逆にアンドローに投げ飛ばされる。 アンドロー「気の短けぇ野郎だなぁ」 城二「そんな重大なことをみんなが知ったら、どうなると思うんだ!? バカ!」 さらに城二が殴りかかるが、アンドローは余裕でそのパンチを受け止める。 アンドロー「よせよ。俺に敵うはずがないんだ」 城二「世界中が大混乱に陥ってしまうのが、わからないのか!? こいつ!」 2人は殴り合いのケンカを始める。ひろみが通りかかり、慌ててケンカを止めに入る。 ひろみ「やめて、城二さん! ケンカなんか嫌い! やめて! どうしてケンカになったの? ねぇ、城二さんったら」 城二「そ、それは……」 アンドロー「なぁに、つまらねぇことさ。城二とかいったな。顔は憶えておくぜ」 一方の宇宙空間では、宇宙ステーションが謎の宇宙船により破壊される。 謎の宇宙船団は、ついに太陽系に接近し、宇宙ステーションを破壊した。彼らの目的は、果たして何であろうか?刻一刻と、地球に危機が近づいていた。この、恐るべき謎の宇宙船団を撃退するために、地球防衛軍の戦闘用宇宙船団が出動準備を開始した。 宇宙開発センター。城二が天地局長の部屋へ赴く。 城二「局長、お願いがあるんです!」 天地「城二くんか。バカに改まって、何だね?」 城二「地球防衛軍の宇宙船に、僕も乗せてください」 天地「何!?」 城二「黙っていられないんです。憎い宇宙人にこの手を叩きつけてやりたいんです!」 天地「ダメだ!」 城二「お願いです! 僕だってもう、一人前の宇宙パイロットです。誰にも負けません! ですから──」 天地「いかんと言ったらいかん! いいかね? 君には大事な任務がある。お父さんの遺志を継ぐことだ」 ひろみが部屋の前を通りかかり、ドア越しに声が聞こえる。 天地「復興を背負っている世界の人々を、1日も早く安全な第二の地球へ移住させてやることだ」 城二「でも、このままでは宇宙人が攻撃してきます。奴らをやっつけるのが先です。父が苦しんで死んだかと思うと、僕は……」 天地「君の気持ちはよくわかるが、死んでいったお父さんは喜びはしないよ。これだけは、許すわけにはいかん!」 城二「……わかりました!」 天地「城二くん!?」 城二が部屋を飛び出す。 センター内の格納庫。宇宙船、ブルーアース号が鎮座している。 アンドローが密かに、ブルーアース号のもとへ近づいている。 アンドロー「ブルーアース号か。これなら、太陽系の外まで飛べそうだな」 船内では、城二が発進準備を進めている。アンドローが光体と化し、船内に入り込む。 ブルーアース号が発進、カタパルトを蹴って空へ飛び立ち、成層圏を突破、宇宙へと飛び出す。 城二「さすがはブルーアース号だ。操縦は、お前たちに任せるぞ。行先はポイントΘ932、Φ0688!」 コンピューターの音声が応答する。 音声『リョウカイ。ポイントΘ932、Φ0688』 城二「いけねぇ。晩飯、食いそこなったぜ」 自動的に、城二の前にサンドイッチが出される。 音声『ハイ、ドウゾ』 城二「ほぉ~、気がきくなぁ!」 城二がサンドイッチにかぶりついているところへ、ひろみが顔を出す。 ひろみ「フフッ。食いしんぼうねぇ」 城二「ひろみちゃん!?」 ひろみ「地球に戻れったって、もうダメ。戻ったら城二さんも、パパに捕まってしまうわ」 音声『キャプテン。アヤシイ・ウチュウセンガ・チカヅイテキマス』 城二「何っ!?」 ブルーアース号に謎の宇宙船が群がり、光線を放って攻撃を仕掛けてくる。 城二「危ないっ! いきなり攻撃をかけてくるやり方は、お父さんのときと同じだ!」 ひろみ「このままじゃ、危ないわ!」 ブルーアース号がロケットの噴射で、敵宇宙船の数機を撃ち落とす。 しかし敵宇宙船は数を増し、どんどんブルーアース号に群がってくる。 ひろみ「城二さん、逃げきれないわ」 城二「よぉし!」 ひろみ「城二さん、どこへ!?」 城二は席を立ち、ブルーアース号に搭載されていたペガスのもとへ向かう。 城二「ペガス・テックセッター!」 ペガスの両脚内部の空間、セッタールームに城二が収容される。 ひろみ「城二さん!?」 城二「パワーラーップ!!」 城二の体が装甲に包まれてゆく── ブルーアース号からペガスが出撃。そのペガスの背から、城二の変身したテッカマンが姿を現す。 テッカマンを乗せ、ペガスが宇宙を翔ける。 ひろみ「あぁっ! あれが城二さん!?」 宇宙船が光線を放って攻撃して来るが、テッカマンの身を覆う装甲には通じない。 長槍・テックランサーを振るい、襲い来る宇宙船を次々に斬り裂く。 ペガスも怪力を振るい、体当たりで母船を攻撃する。 最後にテッカマンが、母船をテックランサーで斬り裂き、宇宙船団を一掃する。 ペガスがブルーアース号へ帰還。船内で、元の姿に戻った城二が、ペガスの中から姿を現す。 城二「はぁ、はぁ……」 ひろみ「城二さん!?」 城二「俺は、なれたんだ! テッカマンに!」 ひろみ「テッカマン? これはどういうことなの?」 声「ハッハッハ!」 物陰から、アンドローが現れる。 城二「あっ、お前は!?」 ひろみ「密航したのね!?」 アンドロー「それにしても、地球の科学も進歩したもんだ。テッカマンが誕生したんだからな」 ひろみ「誰、あなた!?」 アンドロー「アンドロー梅田、と呼んでもらおうか」 城二「一体、何の用があってブルーアース号に乗ったんだ!?」 アンドロー「スペースエンジェル号を襲ったのは、ワルダスターだぜ」 城二「ワルダスター?」 アンドロー「悪党宇宙人の連合軍さ」 城二「なぜ、それを知っている!?」 アンドロー「そんなこたぁ、どうでもいいだろう? ワルダスターと戦うんなら、俺も力を貸すぜ」 城二「ワルダスターの目的は?」 アンドロー「太陽系を奪うことだ。もちろん、地球の人間どもを皆殺しにしてな。ワルダスター相手に、地球が勝てるかな?」 恐るべきワルダスターの秘密を知っている、アンドロー梅田とは何者か?地球の自滅を前にして、第二の恐怖が地球を狙っている。テッカマンの力を得た城二は、固い決意を胸に秘めてブルーアース号を地球へ向けた。行け、テッカマン! 宇宙の騎士!! (続く)
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登録日:2015/05/31 Sun 14 59 02 更新日:2021/01/08 Fri 18 01 49 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 ソルテッカマン テッカマン テッカマンブレード ノアル・ベルース バルザック・アシモフ バルザック勲章 パワードスーツ 宇宙の騎士テッカマンブレード バルザックが手に入れたデータを元に、防衛軍では新兵器の開発が進む その頃、Dボウイは暴走の恐怖と戦っていた 次回、宇宙の騎士テッカマンブレード『鋼鉄の救世主』 仮面の下の涙をぬぐえ! 『宇宙の騎士 テッカマンブレード』に登場する兵器。 ◆概要 防衛軍のコルベット准将はラダムの地球侵略活動を阻止せんと活躍するスペースナイツ、 特にチーフであるハインリッヒ・フォン・フリーマンを目の敵にしており、テッカマンの力を何とか防衛軍のものにしようと企んでいた。 後にテッカマンブレードが30分間しか戦えずに暴走する危険性が露呈したことで、対ラダムの新兵器の開発を急ぐこととなった。 連合防衛軍の少佐、バルザック・アシモフが従軍記者に扮してスペースナイツ基地にスパイとして潜り込み テッカマンに関する様々な研究データを持ち帰り、防衛軍科学者のDr.マルローがそのデータを基にして開発されたのがソルテッカマンである。 (実際はフリーマンがわざとデータを渡したものである) ◆戦闘能力 テックシステムで人体そのものを変化させるテッカマンとは異なりソルテッカマンは正真正銘のパワードスーツであり、 これを人間が着用することで戦闘活動を行える。 それまでの地球の通常兵器ではラダム獣にさえ全く歯が立たず、テッカマンに頼るしかなかったのだが、 ソルテッカマンの開発によりほとんど成す術がなかったラダム獣とも互角以上に渡り合うことができるようになった。 結果的に地球側の戦力は大幅に向上したと言える。 ただし、所詮は地球の技術で生み出したテッカマンのレプリカでしかないため、ラダムテッカマン相手では対抗することは不可能に等しい。 量産さえもせずに1機だけで挑むなどもはや自殺行為もいい所である。 テスト用の試作機が2機作られた後、正式に連合防衛軍の兵器として運用され、 『テッカマンブレードⅡ』以降はさらに性能が強化された量産型が配備されている。 バルザックはテッカマンソードとの死闘の末相討ちとなったが、連合防衛軍は死してテッカマンを倒した防衛軍の一員たる彼の功績を称え『バルザック勲章(バルザック章)』が設けられている。 ◆基本スペック パワードスーツであるソルテッカマンはあらゆる環境に対応できる機密服でもあり、 砂漠や寒冷地はもちろん、水中・宇宙空間での運用も可能である。 テッカマン同様にバーニアでの飛行やホバー移動が可能であり、最高飛行速度は530km/h。やはりテッカマンの機動力には及ばない。 動力には反物質素粒子フェルミオンを利用しており、これが失われるとスーツのエネルギーや機能が一気に低下してしまう。 このため継続して戦闘を続けるには定期的にフェルミオンを補給しなければならない。 テッカマンが白兵戦を主体としているのに対してソルテッカマンは完全に遠距離からの射撃が主体であり、 白兵戦能力が一切ないため近距離から攻められるとほとんど何もできずにやられてしまうのが弱点である。 ◆機体紹介 ◆試作機 さあ、ショータイムと行こうぜ。ノアル! エンドマークまであと1時間、はたしてどちらが主役かな? バルザック・アシモフ及びスペースナイツのノアル・ベルースがパイロットとなる。 白がベースで緑のカラーリングの1号機にバルザックが、青のカラーリングの2号機にノアルが乗り込んで使用する。 まだ試作機ということもあり有効に運用するには色々と問題を抱える部分があるものの、 テッカマンブレード以外にラダム獣を撃破できる貴重な戦力であり、ブレードの負担をかなり軽減できた上にサポート要員として活躍する。 後にバルザック機はスペースナイツのメカフェチのオカマちゃんエンジニアたるレビンによって改良と強化が施されることで、 ノアル機と共にブレードを積極的にサポートを行うことになる。 ◆主な装備 ●レーザーライフル ソルテッカマンの右腕に収納されている武器。レーザーサイトによる照準機が搭載されており、命中精度は高い。 レーザー程度ではラダム獣相手でも牽制することくらいしかできないため、 照準機でフェルミオン砲を確実に当てるために利用されるのがほとんどである。 また、単純な武器としてだけでなく、特殊な作業を行う際にも利用されることがある。 ●フェルミオン砲 ソルテッカマンの主力武装であり、テッカマンのボルテッカの原理を応用して作られた。 簡単に言えば連発できる小型のボルテッカのようなものであり、ラダム獣も一撃で倒すことのできる威力を誇る。 このフェルミオン砲のおかげで地球側の戦力はラダムにようやく抵抗できるレベルになったと言える。 ただし、逆に威力が高すぎるのでフェルミオンの爆風に味方を巻き込んでしまう危険もある。 また、ボルテッカで使われるフェルミオンと比べて一発ごとの量が圧倒的に少なすぎる為、ラダムのオリジナルテッカマンを撃破することは不可能。 良くて怯ませる程度にしか通用しないが、アーマーの隙間にある素体部分に対してピンポイントで直撃させることができればダメージが与えられる。 1号機はフェルミオンを命中前に撃ち落して衝撃波を発生させ、テッカマンブレードと交戦中のテッカマンアックスの動きを僅かながらに封じたこともあり、 さらに連合軍のバーナード軍曹は自爆しようとしたアックスの顔面をピンポイントで狙い撃ってブレードの窮地を救っている。 試作機は背部の反物質制御ユニットにフェルミオンのカートリッジを装填することでスーツのエネルギー供給を行っており、 ユニットに接続した大型のキャノン砲を展開し、レドームとバイザーを装着して射撃モードに入ることでフェルミオン砲が発射可能となる。 まだ試作段階である都合上、制御ユニットに一度に貯蔵できるフェルミオンの量にかなり限界があり、通常発射で24発までしか使えない。 ただしボルテッカと違ってフェルミオンの放出量は調整できるのでチャージで威力を高めればその分消費は多くなるし、 威力を弱めて消費を抑えることによってフルオート射撃で大量に連射することも可能となっている。 また、フェルミオンは水の分子に反応して対消滅してしまうため、水中で使用すると暴発してしまう。よって水中での使用は不可能である。 ●ニードルガン レビンに改良されたバルザック機はレーザーライフル以外にも携行武器を所持しており、 ラダム獣の外殻や爪を加工して作られた特殊な弾丸を発射する。 種別はライフルからショットガン、マシンガン、グレネードなど多数存在しており、 いずれもレーザーライフルよりも威力があるので、ラダム獣を撃破することも可能となっている。 フェルミオン砲は威力こそ高いが長期戦には向かないため、ソルテッカマンにとっては貴重な携行武装である。 ●拡散フェルミオン砲 レビンに改良されたバルザック機はノアル機とはフェルミオン砲の仕様も変化し、背部の制御ユニットに回転式の砲塔が二基換装されている。 ノアル機のフェルミオン砲と異なり、フェルミオンを360度全方位に発射することが可能となっており、 このおかげでバルザック機は正面にしか攻撃できないソルテッカマンの弱点を克服することとなった。 発射の際は姿勢を屈ませるようにすることでユニットを展開し、フェルミオンを発射する。 1方向に集中発射するだけでなくショットガンのように拡散連射することも可能で、 大多数のラダム獣を相手にしても短時間で撃破することも容易くなった。特に拡散連射は近距離で使用することで真価を発揮する。 キャノン自体が小型化されたおかげでノアル機よりも機動力が高くなっているのも利点となっている。 ●干渉スペクトル砲 フリーマンが対ラダムの最終兵器としてテッカマンのテックシステムを解析し研究の末に開発した。 この装置が発射する干渉スペクトルはテッカマンダガーがDボウイのテックセットを妨害し、クリスタルを破壊した時のものと同じであり、 命中したテッカマンのテックシステムを強制解除することが可能となっている。 それでも完全に解除しきるまでは時間がかかるので干渉スペクトルの影響を受けたテッカマン自体は戦闘を継続させることができる。 ただし、その間は能力が著しく低下してしまい、通常はラダムテッカマンに有効打にならないフェルミオン砲も通用するほどに防御力も低下する。 なお、この干渉スペクトルは素体テッカマンに対しても有効であるが過剰に照射してしまうと死亡してしまう。 ◆量産機:型番ST-202 ラダム艦を沈めた者には、柏葉剣付バルザック章を授与する。全員、ソルテッカマンの名を汚す事なく戦え! 連合防衛軍の兵器として正式採用され、量産されたソルテッカマン。 機種によってカラーリングはそれぞれ異なっており、最新のST-202型は緑と黄色で構成されている。 試作機よりも性能は更に強化されており、宇宙空間での戦闘能力も試作機より向上した。 量産されたことでラダムとの戦闘も以前より有利に戦えるようになったものの、 パイロットの能力次第であるためラダムテッカマン1体相手で戦力差は一気に覆されることがある。 ◆主な装備 ●レーザーライフル/ニードルガン レーザーライフルは基本的には試作機と同じだが性能は向上しており、ラダム獣を撃破できるほどになった。 また、試作機のように照準機としての使用はしない。 ニードルガンも多数量産されており、ソルテッカマンの基本の携行武器としてレーザーライフルと共に扱われている。 なお、一部のニードルガンは命中したラダム獣の細胞に特殊な電磁波を送り込み、ラダム獣のエネルギーを内部から誘爆させるという特殊弾が用いられている。 ●フェルミオン砲 量産型のソルテッカマンは反物質制御ユニットが改良されたおかげで小型化に成功し、フェルミオンの容量も向上した。 このためブレードのように両肩部に装備することが可能となり、使用の際は肩パーツを展開して発射するようになった。 ●フェルミオンバルカン 一部の量産型が装備している武装。大型のキャノンで試作機がフルオートでフェルミオン砲を連射するのと同じ機能を有している。 ◆余談 コミックボンボン版では量産されており、コミックコンプ版では如月アキも装着者を務めているが、どちらの漫画版でも最初の装着者であるバルザックは未登場。尚、コミックボンボン版では素手でラダム獣を倒している。フェルミオンとは何だったのか…まあ、結局は調子こいてる真空管ハゲコルベットに憤慨したテッカマンエビルにまとめて血祭りにあげられるのだが(当然ながらスペースナイツ側のソルテッカマンであるノアルは無事)。 『スーパーロボット大戦W』ではバーナード・オトゥールが量産型を装着している。 テッカマンダガーはソルテッカマンの初期案の流用であり、さらにこの初期案ではフェルミオン砲、つまりボルテッカを装備していた。 追記・修正は柏葉剣付バルザック章を授与されてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] まさかのオメガより先のソルテッカマン -- 名無しさん (2015-05-31 15 21 00) ソルテッカマン好きというかノアルが好き -- 名無しさん (2015-05-31 16 35 06) ノ「武器は?」連合兵「フェルミオン砲が…」ノ「なるほど、で、出口は?」ここら辺のやり取りがなんか好き。 -- 名無しさん (2015-05-31 17 27 33) スパロボでは敵としても登場するのだが、その時は自軍にコクピットを外して攻撃するように指示が出されており、実際気を付けているようである。この機体のコクピットって全身じゃ…。 -- 名無しさん (2015-05-31 22 19 32) スパロボWだとノアルがブルーアースととっかえひっかえできるけど、ブルーアースのサブパイであるミリーの精神コマンドが優秀なので2号機は倉庫番になる確立が高い・・・ -- 名無しさん (2015-05-31 23 55 08) 原作だとフェルミオン砲が水と反応するから撃てない(撃ったら自滅する)弱点があったけど、スパロボではシステム上から撃ててたな -- 名無しさん (2015-06-01 00 45 06) (追記訂正)水と反応するから「水中では」撃てない -- 名無しさん (2015-06-01 00 46 54) まさにテッカマン世界における仮面ライダーG3。ただの人間の強さを垣間見ることができる -- 名無しさん (2015-06-01 07 10 41) 将来的にテッカマンに有効打与える武器が開発されるのか? -- 名無しさん (2015-06-01 11 48 52) ↑ ソードを倒した干渉スペクトル砲があるじゃない。 -- 名無しさん (2015-06-01 11 59 15) そりゃテッカマンに比べればデッドコピーもいいところとはいえ、ソルテッカマン自体はかなりの高性能だよなあ… -- 名無しさん (2015-06-11 19 32 53) パワーはそれなりっぽいし、組合に持って行けるなら腕へし折るとかいけるのかしらん? -- 名無しさん (2015-06-11 23 29 01) テッカマンブレード以外にラダムと戦える貴重な戦力……なのだが、これをもってしてもブレードの露払い以上には成りえないところがこの話の過酷さを物語っている。 -- 名無しさん (2016-12-15 22 57 09) スパロボでもボンボン版パンチを再現してくれないかな? -- 名無しさん (2017-03-28 23 31 35) 量産型はスパロボでは雑魚敵としての登場となっておりやや不遇気味。回避率が高めなのでそこそこ厄介な相手ではあるが、数も性能も上の宇宙人テッカマンの相手をしてきた後では大した脅威ではない -- 名無しさん (2017-03-29 01 08 32) ソルテッカマンのソルってなんだろと思ってたけど太陽系側で開発されたみたいな意味かな -- 名無しさん (2019-12-03 05 04 04) SOLID(固体)=物理的 で、身体まるごと変身するテッカマンに対して、物理的に存在するパワードスーツを身に纏う方式、ってことじゃないかと -- 名無しさん (2020-04-29 12 19 18) ↑1,2 太陽のような希望、とかそういう意味もあるんじゃないかな。某模型誌では太陽神の反撃、なんてキャッチコピーがつけられてましたし -- 名無しさん (2020-07-12 01 11 43) 名前 コメント
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登録日:2015/06/08 Mon 15 49 19 更新日:2023/05/27 Sat 07 37 25NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 ダービットの嫁 テッカマン テッカマンデッド テッカマンブレード デッド・エンド プラハの黒い九月 優希比呂 宇宙の騎士テッカマンブレード 宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ 男の娘 あいにく、アダムの肋骨から生まれた訳じゃなくてね。それともアンタ、ソドムの子孫って訳かい? 『宇宙の騎士 テッカマンブレードⅡ』の登場人物。 プラハの黒い九月の生き残りである少年、デッド・エンドが変身するテッカマンである。 CV:優希比呂 一見すると絶世の美女と見紛うばかりの容貌をしているが、れっきとした男。 口紅やマニキュアなどもしているものの残念ながら男。(決してオカマではない。本人も上のようにそう言っている) テッククリスタルはデッドが所持しているナイフに通常は素体用のクリスタルとして収められているが、使用する際に変化させることでテックセットを行うという独特なものとなっている。 連合地球暦198年に勃発した素体テッカマンの反乱事件、『プラハの黒い九月』は首謀者のミハエルをテッカマンアキが撃破することで事態は収拾に向かおうとしていた。 しかし、その直後に一週間にも渡って続き鎮圧されないクーデターに業を煮やした連合防衛軍はパブロチワ参謀長の立案により、プラハに反応弾を撃ちこむという強攻策に及んでしまう。 プラハへの警告はおろかスペースナイツにも知らされなかった(軍の会議を止めにきたフリーマンを軟禁して厄介払いする始末)その凶行によりプラハの街は反応弾によって跡形もなく焼き尽くされ、数多くの素体テッカマン達は無慈悲に虐殺されてしまった。 奴らは全てを無に帰した……。俺の生まれた家も……仲間も……みんなあの光の中に消えてしまった……。 だから……だからこそ俺は奴らが憎い……! 軍が! スペースナイツが! 当時、幼い少年だったデッドは暴動が続いているプラハの街の外に離れていたため辛くも難を逃れることができたものの、デッドは大切な家族も友人も、挙句の果てには帰るべき故郷さえも永遠に失くしてしまったのである。 以来、デッドは故郷を滅ぼした連合防衛軍とその暴走を止められず何も解決することができなかったスペースナイツに対して激しい憎悪を抱くようになった。 そして同時に生きる希望を見失ってしまい、自暴自棄となってひたすらに死に場所を求めるようになってしまっていた。 プラハの惨劇から5年後、デッドはプラハ跡地の施設に潜入し、軍が保管していたDr.フレイル開発のテックプラントを使い、 自らに戦闘フォーマットを施すことにより戦闘型テッカマン、テッカマンデッドが誕生したのである。 漆黒の騎士と化したデッドはまずスペースナイツの象徴とも言える白い魔人、テッカマンブレードを二度に渡って討ち破り、仇討ちのために追ってきた新生スペースナイツの若きテッカマン達さえも返り討ちにしていた。 次にデッドが狙うのは、かつて素体テッカマン達に赤い悪魔と恐れられていたスペースナイツの現チーフのアキである。 ダービット……来てよ……ダービット、来て……そして俺の最後の望みを叶えて……。 最強のブレードが倒れた今……俺を倒せるのはアンタだけなんだ……! ダービット……俺を連れて行ってくれ……仲間の所に……! しかし、デッドはふとしたことからスペースナイツの新生テッカマン、ゾマー/ダービットと奇妙な友情を築くようになり、やがてはお互いがプラハの黒い九月の生き残りであることを知るようになった。 ブレードやアキに戦いを挑もうとしたのも全ては自分を葬って欲しいが故の行動であり、友情を築いたダービットにさえそれを願っていた。 そしてデッドはプラハ跡地に残されたテックプラントを占拠し、連合防衛軍に自分を攻撃させるよう扇動するが、同時に世界中から素体テッカマン達がデッドのいるプラハの跡地へ集まろうとしていた。 スペースナイツの存在は反乱を企てる素体テッカマン達に対する抑止力でもあったが、デッドがスペースナイツを倒してしまったことで全てのバランスは崩れ去ってしまっていたのだ。 地球の英雄、白い魔人をも討ち倒した最強の黒騎士をかつてのミハエルのように、自分達の新たなるリーダーとして据えることで素体達は再びプラハの黒い九月の時と同じように反乱を起こそうとしていたのである。 忘れるなんてできやしない……たとえ忘れようとしても、焼け付いたこの黒い土が俺にあの日を忘れさせない……俺を逃さない! ◆基本スペック シルバーグレーのアーマーとジャケットのような白いアーマーを纏っているのが特徴であり、素体テッカマンのようにかなりスリムな姿をしている。 男性型のテッカマンではあるがデッドの生身の髪が露出しており、本来緑色ではあるがテックセットしている際は金髪へと変化している。 デッドに戦闘フォーマットを施したDr.フレイル開発のプラハのテックプラントは第一次ラダム戦役におけるラダム母艦の残骸であり、 本来は惑星侵略の戦闘兵器である完全戦闘型テッカマンを作り出すためのテックシステムの生き残りの一つであった。 10年の時が経ってもテックシステムは稼動を続けていたため第一次ラダム戦役時の侵略活動のデータが蓄積されたまま残っており、当時のラダムテッカマンが同じテッカマンに全て倒されたことから、テックシステムはより強力な戦闘型テッカマンを作り出すようになっていた。 プラハ/ラダム母艦のテックシステムは同じテッカマンとの戦闘を想定・特化した対テッカマン型の完全戦闘型テッカマンとしてテッカマンデッドを生み出したのである。 デッドは通常の軽装形態に加えて、対テッカマン用の兵装が備わった重装形態へと変化する能力を持っており、この形態の際は両肩部に黒いアーマーと目元部分にはV字型のフェイスマスクが装備されるようになっている。 完全にテッカマンとの戦闘に特化した戦闘フォーマットを施されているために戦闘能力はこれまでに生み出されてきた完全戦闘型のラダムテッカマンを凌駕しており、地球製のテックシステムで生み出されたテッカマンではまるで歯が立たないほどに極めて高いスペックを誇っている。 軽装形態時でも充分に他のテッカマンを圧倒できる戦闘能力を発揮できるが、重装形態になることでさらに能力は飛躍的に向上し、完全戦闘型として安定しつつブラスターテッカマンに匹敵する絶大な戦闘能力で同じテッカマンを圧倒できるようになっている。 よって、デッドと互角以上に渡り合うにはかつてのブレードとエビルのような進化したテッカマンであるブラスターテッカマンか、オメガのような他のラダムテッカマンとは一線を画す特別なフォーマットが施されている司令官型テッカマンでもなければ対抗できない。 ただし、素体フォーマットそのものはラダム樹のテックシステムで済ませているためかアーマーの防御力だけは反応弾を耐えるほどのレベルにまでには達していない。 ◆主な能力・装備 ●テックランサー/ボルテッカ デッドのランサーは取り回しの良い片手持ちの剣であるが、状況に応じて柄の片側にも刃を生成することで諸刃の槍として扱うことができるようになっている。 ランサーの刃は黒い鞘に収まっているがこの鞘自体も剣であり、鞘を抜かないままでも戦闘を行うことができる。 当然、鞘を抜いて内部の刃を展開することも可能であり、より高い殺傷能力を発揮する。 また、デッドは体内にボルテッカを装備しておらず、発射する際にはランサー中心部の光=物質変換機で楯状の専用ユニットを装着し、 ユニットに装備されたボルテッカ発射孔からボルテッカを放つようになっている。 このためボルテッカの反動が極めて強く制御が不安定であり、ランサーの刃を片方に生成している状態よりも 両方に生成させている方がバランスが良くなりボルテッカ発射の制御が容易になる。 ●ブレスショット デッドは両手首のブレスレット部分からはリング状の赤い光弾を発射することが可能となっている。 牽制用に用いられる装備ではあるが威力や速射性は充分であり、テッカマンのアーマーも軽く削り取れるだけの性能を有している。 ●クラッシュイントルード ラダムの完全戦闘型テッカマンであるデッドは巨大な鳥状の紫のオーラを纏って高速飛行することが可能であり、単独での大気圏離脱もでき、ブレード同様にその威力はラダムの大軍を一掃できる他、ラダムの戦艦をも一撃で沈められるほどのものとなっている。 ●ボルテッカドレイン 重装形態のデッドは対テッカマン用の兵装として両肩部のアーマーに反物質素粒子フェルミオンを吸収する機能が備わっている。 これはエビルのPSYボルテッカからさらに派生した装備であり、デッドがボルテッカを受けてもこの肩部アーマーの吸収/発射孔からボルテッカを吸収することで結果的にテッカマンの切り札であるボルテッカを封殺することが可能となっている。 吸収されたボルテッカはデッドが自由に利用することが可能であり、アーマーの吸収/発射孔を前後左右に向けてあらゆる方向へボルテッカを放ったり、デッド自身のボルテッカとして利用することで吸収分と合わせて複数回に渡っての利用や威力を倍にして撃つこともできる。 ただし、一度に吸収できるフェルミオンにも限界があり、発射後のボルテッカのエネルギー全てを一度に纏めて受けてしまうと吸収しきれずにダメージを負ってしまう。 ◆余談 ●PC98のゲーム『オービタルリング奪回作戦』ではⅡの新生テッカマン三人組やアキなどが出演している中、OVAの後期3巻が発売されるより前に発売された時期の関係で、デッドだけは出演していない。 ●デッドはその中性的な姿から女と間違われることが多く、親友となったダービットとはかなり怪しい関係に発展している。 スパロボWでは特にその部分が強調されており、ダービットは仲間から「男に走った」とまで言われてしまっているほどである。 おまけにカガリが女らしさをデッドに習えと言われる始末。 さすがに女子会には参加していなかったが。レビンは違和感なく堂々と参加してたけど。 当時刊行されたWの各種アンソロジーコミックでも、外見やダービットとの関係をネタにした作品が多めだった。 何度、追記・修正しようと無駄だ! アンタは俺には勝てやしない! アンタに……貴様に何が分かる! 友も仲間も、故郷すら失くした俺の気持ちが! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ほんとこの世界の軍はろくなことしねえな。スペースナイツが活躍する性質上しょうがないところもあるけど -- 名無しさん (2015-06-08 17 40 42) ↑真空管ハゲがまだマシな部類という時点でもうね…。デッドに関してはいわゆる「男の娘」ではなく、ちゃんと「中性的な美少年」として描かれてるのがポイント高いです、ハイ。 -- 名無しさん (2015-06-08 18 29 56) 全体的にデッド編入ってから暗かったけど最後にスペースナイツに合流してくれたのが救いか。俺たちの戦いはこれからだエンドのブレードⅡだけど、何だかんだでテレビシリーズの時から通して気持ちのいい終わり方が出来た立役者の一人だと思う -- 名無しさん (2015-06-08 21 24 04) なんというか、強いは強いんだけどブレード1期に比べると強さ描写が『安い』。スパロボだとⅡが間に挟まってエビル=真の宿敵・最後まで仲間にはならない デッド=所詮は中ボス・和解して仲間入り とライバルのパターンが違うタイプの王道にきちっと分かれていて凄くしっくりきたのを覚えている。 -- 名無しさん (2015-06-09 14 15 05) こいつのクリスタルがなかったら、『水晶宮の少女』でスペースナイツがジュエルのハイパークリスタルフィールドで初の外宇宙移動ができなかったんだよなあ -- 名無しさん (2015-06-09 14 23 07) 名前 コメント
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登録日:2015/06/07 Sun 11 32 31 更新日:2024/01/04 Thu 20 19 58NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 Dr.フレイル テッカマン テッカマンブレード テッカマンミハエル テックランサー プラハの黒い九月 宇宙の騎士テッカマンブレード 宇宙の騎士テッカマンブレードⅡ そう、あの時もそうだった…。 『宇宙の騎士 テッカマンブレードⅡ』の登場人物。 前作、第一次ラダム戦役の最終局面において世界中で開花したラダム樹は人類の1/3を取り込み素体テッカマンとしてフォーマットしていた。 2年の月日をかけて素体達はラダム樹から解放・蘇生され地球の復興活動に一役買うこととなり、地球にとって無くてはならない存在となっていたのだ。 しかし、連合地球暦195年に勃発した第二次ラダム戦役における素体テッカマンの暴走事件を機に素体達は一般人から危険視され、差別的に扱われるようになってしまう。 素体達の人権を無視した政策までもが発表され、さらに素体テッカマン達は迫害と弾圧を受けていってしまったのだ。 連合地球暦198年には連合防衛軍がラダムへ対抗するという名目で軍のリング要塞、 第二オービタルリングの建設を開始するが労働力として素体テッカマンを強制徴用するという暴挙に出てしまう。 さらに反発する素体の一人を見せしめに殺害してしまったことにより、ついに素体テッカマンの暴動は本格的なものへとエスカレートしてしまった。 言われ無き迫害と弾圧を受けていた素体テッカマンの中の一人が、テックプラントの開発を独自に成功させた……。 スペースナイツによらぬ戦闘用テッカマンの誕生は、人類とテッカマンの力のバランスを大きく狂わせた……。 そして同年の9月、迫害と弾圧を受けていた素体テッカマン達にとっての救世主――テッカマンが現れた。 それがミハエル――かつてスペースナイツに所属していた天才科学者・Dr.フレイルその人であった。 フレイルは素体テッカマンへの意見の対立からスペースナイツを離脱し、自らをアキ同様にテッカマンへとフォーマットしていた。 さらにそれまでの研究とラダム母艦の残骸から独自にテックプラントを完成させるまでに至り、 第二次ラダム戦役で生き残っていた異星人テッカマンと融合することで、完全戦闘型のテッカマンミハエルが誕生していたのである。 ミハエル/フレイルは弾圧を受けていた素体テッカマン達を導くリーダーとなり、当時外宇宙開発機構本部が存在したプラハに素体テッカマン達を集結させ、独立政府の樹立と連合政府に対して武力行使によるクーデターを宣言していた。 これが後に『プラハの黒い九月』と呼ばれる素体テッカマンによる最大規模の反乱事件として記録されている。 ◆基本スペック くすんだ白を基調とした礼服とマントを身に纏っているのが特徴であり、両肩と両腰からはそれぞれ鋭利なフィン状のパーツが後ろへ伸びている。 ミハエルは従来のテッカマンとは異なり、フレイルと異星人テッカマンが同時にテックプラントに入ることで融合を果たした存在であり、 異星人テッカマンの胸部部分にテッカマン化したフレイルの上半身が埋め込まれている。 元々科学者であるフレイルはいくら自分がテッカマンになったとしてもアキと戦えるほどの戦闘能力はないため完全な戦闘型テッカマンとなる必要があり、異星人テッカマンは進化したテッカマン=ブラスターテッカマンに自らをパワーアップさせる目的があった。 両者の利害が一致したことで二人は完全戦闘型のミハエルとして一体化することになったのである。 しかし、肉体と精神の主導権はフレイルが完全に握っており、異星人テッカマン自身はほとんど何もできていない。 ベースとなったのが異星人テッカマンであるため単独での飛行はもちろん、ボルテッカの使用さえ可能であり、 フレイルとの一体化でブラスター化まで果たしたおかげで戦闘能力に限界がある異星人テッカマンであるにもかかわらず戦闘能力が飛躍的に強化されているのである。 しかし、ブラスター化といってもテッカマンブレードのような極端すぎる爆発的な進化ではなく、 あくまでも安定性を重視した完全戦闘型へと進化しただけであるため、他の完全戦闘型テッカマンを圧倒するような戦闘能力は持っていない。 また、ベースが異星人テッカマンであるため胸部のフレイルを除いてアーマーは装備しておらずオリジナルの完全戦闘型テッカマンより防御力も低い。 ◆主な能力・装備 ●テックランサー ミハエルのランサーは異星人テッカマン自製のものではなく、テッカマンブレードのランサーをそのまま使用している。 このランサーは第一次ラダム戦役でブレードが使用していたランサーの一つをスペースナイツが研究用に回収していたものであり、フレイルが離脱する際に反乱の象徴として保管区画から持ち出したものである。 このためブレード同様にランサーを分割させて二刀剣として扱うのはもちろん、先端部の刃をブーメランとして飛ばすことも可能となっている。 ただしミハエルはテックワイヤーを装備していないので投擲した際は自ら拾いに行くしかない。 ●ボルテッカ ミハエルのボルテッカ発射孔は礼服の下、異星人テッカマンの両肩部と両膝部に隠されており、 使用時は異星人テッカマンの異形の肉体が露となる。 ◆余談 ●スパロボWではイーベルら新生テッカマンやアキ、異星人テッカマン、デッドとⅡに登場したテッカマン達が出演している中でミハエルのみが出演していない。 故にスパロボではデッドが登場しているにもかかわらずプラハの黒い九月が再現されていない。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] テッカマンブレードにおける連合はクズ過ぎ。そして、そんな連中の尻拭いをしたアキが気の毒だな -- 名無しさん (2015-06-07 12 37 30) ガンダム世界での地球連邦がマシに見えてしまう位のクズの集まりがブレードでの連合。 -- 名無しさん (2015-06-07 13 02 14) しかしフリーマンという超有能人物がいるのも連合という不思議 -- 名無しさん (2015-06-07 15 09 15) アニメ本編でもミハエルのことは全然語られなかったからこの記事で初めて知ったことが多々あるわ -- 名無しさん (2015-06-07 16 45 09) つうかアニメだけじゃこんな情報読み取れるかw -- 名無しさん (2015-06-08 02 10 40) ↑2 そのフリーマンも(本人にその気はないだろうが)散々コルベットに楯突いてたしプラハの黒い九月の一件に反抗したためにノアル共々左遷されてしまった -- 名無しさん (2015-06-08 05 10 49) 流石にWは時系列的にプラハの黒い9月挟んでる暇はなさそうだからしゃーない…のかもしれないけどだとしたら何でデッドはあそこまで悲観的だったんだろう…?少なくともプラハの黒い9月がなかったとしたら素体テッカマンへの迫害も原作ほどは行われていないだろうし…アマルガムに利用されたりしてるし、バイオネットとか裏社会への協力を強要されてたのかもしれないけど -- 名無しさん (2015-06-08 05 42 15) まあスペースナイツに関しては真空管ハゲもろとも本拠地吹き飛ばされてるがなw -- 名無しさん (2015-06-08 11 08 24) Ⅱはスペースナイツ以外視点が描かれてないから仕方ないけど、憎悪に近い差別は「地球へ…」のミュウと同じものを感じる。ラダムとその侵略兵器であるテッカマンへの恨みや憎しみは簡単には消せれないんだろうってことだろうけどね。あと、フリーマンもフレイルの暴走を止められなかったことを負い目に感じてるんじゃないかと思う。それでも、火星に左遷される際に軍から金を分捕ってフリーマン研究所を設置するあたり、どこかで人類とテッカマンのために戦ってると信じたい。 -- 名無しさん (2015-06-09 13 55 33) ↑左遷されてもしっかり自分の活動資金はいただいてるあたり、やっぱ有能で食えない人だなぁ -- 名無しさん (2020-01-16 23 39 33) 名前 コメント
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登録日:2015/05/29 Fri 18 59 26 更新日:2021/04/09 Fri 19 35 45 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 ケンゴ兄さんの嫁 ソード テッカマン テッカマンソード テッカマンブレード フォン・リー ラダム 宇宙の騎士テッカマンブレード 愛 横尾まり 月を目指すブルーアース号に迫るテッカマンソード だが、人類の未来のため、バルザックはその身をかけて立ち向かう 次回、宇宙の騎士テッカマンブレード『闇と死の運命』 仮面の下の涙をぬぐえ! オメガ様…ううん、ケンゴ…ケンゴはいつも私を…見守ってくれた。どんな時でも… 今度は私がケンゴを…いや、オメガ様を守ってさしあげる番!たとえどんな姿になっても…!! テッカマンソードとは、『宇宙の騎士 テッカマンブレード』の登場人物。 主人公・Dボウイこと相羽タカヤの兄、相羽ケンゴの婚約者、フォン・リーが変身するテッカマンである。 CV 横尾まり 前線指揮官のエビルに続いてアックス、ランスと共に地球へ派遣され、 ストーリー中盤でエビルが基地で療養中は侵略活動はアックスに任せ、エビルが戦線復帰するまでランスと共に待機していた。 ラダムの総司令官・テッカマンオメガ/ケンゴの婚約者であったフォンはテッカマンとなった後でもその愛情は変わっておらず、 アルゴス号に乗る前に渡されていたルビーの婚約指輪を左薬指から肌身離さず身に着けているほどである。 ちなみにアルゴス号がラダムと遭遇することとなった土星で本来はケンゴとの結婚式が執り行われる予定であったが、その夢は叶わずに終わった。 故にラダムというよりはオメガ個人に絶対の忠誠を誓っており、オメガから直接命令がない限りは前線指揮官であるエビルから指示があろうと自ら行動を起こすことはない。 さらにテッカマンと化した人間はシンヤ達のように元々抱いていた感情が極端に増幅されるため、 フォンもその例に漏れずオメガへの愛情がより一層強くなっている。 このためその愛情はもはや度を超して狂気と化しており、オメガを守るためならば手段は一切選ばず、 同胞はおろかケンゴの肉親であるシンヤを捨て駒にしようとするほどになってしまっている。 自分が敗北と死亡することが決定的になっても敵をオメガの元へは行かさんと道連れにしようとするほどに執念も凄まじい。 ―ケンゴ…あなたを守るためなら、私は手段を選ばない。たとえあなたの弟を死に追いやってでも…!!― そう、全ては愛する者を守らんがための行動である。 しかし、そんなフォンの狂気の愛情も同じラダムの総司令官となり、 地球侵略を至上目的とするオメガには以前ほど届くことはなくなってしまっているのが現実である。 月へは行かせない…ケンゴは私が守る!! ◆基本スペック 水色がベースのアーマーが特徴であり、 女性型ということもあってか全体的に他の男性型テッカマンに比べると細身である。 また、頭部の髪の毛を髣髴とさせるパーツのいくつかは大型のバーニアとなっている。 ランス同様に前線指揮官のエビルの補佐と、ラダム母艦と一体化して身動きができない 総司令官のオメガの安全を守るため、護衛型という特性を持っている。 指揮官のエビルが前線で戦っている最中は常にその傍についており、エビルの戦闘活動に支障が出ないよう、 エビルに対する外敵を自らが代理で排除する役目を担う。 また、エビルに何らかの危険が迫った時のために逸早く現場へ駆けつけ救助が行えるように機動力もテッカマンの中では屈指の高さを誇る。 攻撃任務が主体であるエビル、ランス、アックスに対してソードは防衛任務が主体なのである。 単体で戦闘を行う際も機動力を最大限に活かして敵を攪乱し、ランサーによる手数で攻めるのが主体である。 ◆主な能力・装備 ●テックシレイラ 他のテッカマンのランサーが殺傷力の高い斬撃用の刃であるのに対し、ソードのランサーは全体が完全に打撃用の細長い棍棒となっている。 このため直接的なランサーでの攻撃力は低く、テッカマンのアーマーを破壊するのは難しい。 ただし、完全な打撃武器である上、リーチも長いためアーマーそのものは破壊できずとも強力な殴打による衝撃で アーマー下の素体に対してダメージを与えていくことで、相手の戦闘能力を低下させることは可能となっている。 それ以外では柄の先端を突き刺し、抉ることで破壊活動を行う。 また、このランサーは中心部から分割することが可能となっており、分割されたランサー間はテックワイヤーで連結されている。 これにより分割させたランサーをヌンチャクとして振り回すことができ、遠心力を利用した打撃攻撃が行えるようになっている。 回転させたランサーで敵の攻撃を弾くことも可能な他、ヌンチャク特有の連続的な攻撃により圧倒的な手数で攻めることができる。 ●近接格闘 ランサー自体の直接的攻撃力は低くともソードは機動力とランサーの特性を活かし、ワイヤー部分で敵を拘束し動きを封じることができる。 どちらかと言えばランサーで敵にダメージを与え、トドメは手刀で急所を狙うというのがほとんどのようだ。 ●クラッシュイントルード テッカマンが共通して使用する飛行しての高速突撃技。 ソードはとにかく機動力が高いのでクラッシュイントルードの飛行スピードもかなり速い。 ●ボルテッカ テッカマン共通装備の最強必殺技。 ソードのボルテッカ発射孔は胸のパーツがスライドして開くことで露出し、ここから発射される。 ◆余談 ●オメガへ狂気の愛情を抱くフォンであるが、スパロボWに出演した際はボン太くんに不覚にも一瞬、ときめきそうになるという可愛らしい場面が描かれている。 ●スタジオOXの鈴木典孝氏が描いたコミックコンプ版においては、ソードのみが登場していない。ただし、代わりに「テッカマンセイバー」というソードと似通った役割のテッカマンが登場している。 テッカマンでは非常に珍しくⅡに登場したテッカマン達のように髪の毛が露出しているのが特徴。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ソルテッカマンに敗れた唯一のテッカマンだが、ブルーアースを沈めるという大金星をあげている。 -- 名無しさん (2015-05-29 19 21 02) スパロボWではバーナード軍曹に特攻されるんだよな。結果的にはバルザックの死亡フラグがへし折れた訳だが -- 名無しさん (2015-05-29 20 09 26) ↑とはいえ、オリジナルで相羽邸に赴くイベントが入ってて地味に待遇はいい。あのイベントでスタッフはソードの事よく分かってると思った。作中、挙式をあげられなかった件でラダムを恨んでいると発言していて彼女自身もエビルとは別のベクトルである意味ラダムの洗脳を振り切っていたのもなんか泣ける -- 名無しさん (2015-05-29 20 35 25) 漫画版ではセイバーになっているが・・・? 「ボルテッカだと!?気は確かかランス・・・」 -- 名無しさん (2015-05-29 20 39 17) ↑2アキとライバル関係になっているのもいいよね。 -- 名無しさん (2015-05-29 21 31 52) ラブラブダブルランサーで撃破するという鬼畜プレイヤー多数 -- 名無しさん (2015-05-29 21 52 37) エビルもそうだが、普通この手のアニメでは全肯定されがちな『愛』という感情の暗黒面を前面に押し出したキャラ造形は強い印象を残した。主人公の究極的な闘いの動機が『憎悪』だったりブレードは生々しい表現が多いけど、ファッションじみた不快さはないのが素敵。 -- 名無しさん (2015-05-29 22 19 27) ブレード以外のテッカマンに倒された唯一の敵テッカマンだったが、ブレードに女性を殺させるわけにはいかなかったのか? -- 名無しさん (2016-11-30 23 37 40) 演出上…婚約指輪のルビーがテッククリスタルに変貌している様に見えるシーンがなんか重い… -- 名無しさん (2018-05-23 17 11 57) 名前 コメント
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登録日:2015/05/26 Tue 16 06 57 更新日:2024/03/01 Fri 10 55 00NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 かませ犬 ダガー テッカマセダガー テッカマン テッカマンダガー テッカマンブレード フリッツ・フォン・ブラウン ラダム 一番手 宇宙の騎士テッカマンブレード 弓 復讐鬼 粘着ダガー 隻眼の猟騎士 飛田展男 罠に陥り、変身不能となったDボゥイ 無防備のDボゥイの前に現れたテッカマンダガーの復讐が、今始まる 次回、宇宙の騎士テッカマンブレード『テックセット不能』 仮面の下の涙をぬぐえ! ブレードよ!あえて直さなかったこの傷の恨み、今日こそ晴らさせて貰うぞ! 『宇宙の騎士 テッカマンブレード』の登場人物。 主人公・Dボウイこと相羽タカヤと同じアルゴス号のクルーたるフリッツ・フォン・ブラウンが変身するテッカマンである。 CV 飛田展男 ラダムが最初に地球へと派遣したラダムテッカマンであり、ブレードが最初に戦うことになった敵のテッカマン。 Dボウイの左瞼から左頬にかけた涙にも似た傷痕を残した張本人でもある。 テックセットする際もやはりというかテッククリスタルを使用するが、ラダムテッカマンのクリスタルは基本的に赤い色をしており、 ダガーも例外なく赤いクリスタルを使用する(形状は個人差あり) オービタルリングの占拠とそれによる地表攻撃で侵略を進めていたが、ブレードの出現により順調だった侵略が狂い始め、ブレードの左目に傷痕を残しながらも、自身も右目に傷を負わされてしまう。以降、屈辱と恨みを忘れないように右目の傷をそのままにした。オメガにとって最初の部下ではあるが、仲間意識こそあれど、ブレードへの刺客としては期待されていなかった。 救難者を装って、Dボウイを誘き出し、干渉スペクトルを用いて、ブレード用のテッククリスタルの破壊に成功。今度は地上への無差別攻撃を盾にDボウイを誘き寄せ、変身できないDボウイにとどめを刺そうとするが、ペガスにより再び変身可能となったブレードの反撃に遭い、ボルテッカを受けて戦死した。 策を弄してDボウイを罠に嵌めて窮地に陥れた所までは良かったが、生身の人間がテッカマン相手に太刀打ちできるわけがなく即座に殺せるにもかかわらず、屈辱と恨みを晴らすために徹底的に甚振った上でなぶり殺しにしようと、私怨を優先してしまったことが仇となってしまった。 オメガはダガーの戦死を悼みながらも「やはり、ダガーでは無理だったか」とも発言した。 Dボウイことタカヤとは親しい間柄ではなかったが、ダガーを葬った直後のブレードは初めて同朋を殺めた後味の悪さを痛感していた。 序盤のザコというイメージが強いが、狡猾な罠でブレードのクリスタルを破壊するという金星を挙げている。これにより、ブレードは変身とクラッシュイントルードがペガスなしでは行えなくなった。 何よりも、ブレードのクリスタルを破損せしめたことで、大気圏突破を不能にし、月のラダム基地への侵攻を防ぐ結果をもたらしている(もっとも当時のブレードはラダム基地の位置を知らなかったのだが) さらに、続編に至るまでDボウイの目元にトレードマークのように残る傷をつけており、印象以上に作中において重要な役割を果たした悪役といえる。 この傷の痛み、忘れはしない…テッカマンブレード!お前は俺が必ず、この手で!! ◆基本スペック 深緑色のアーマーが特徴であり、右目部分は遠距離の標的を正確に捕捉するための照準器となっている。 テッカマンはランサーによる白兵戦を主体としているのが普通であるが、ダガーの場合は後方支援型という特性があり、逆に遠距離攻撃に特化した能力を持っている。 接近戦を行うラダム獣や他のラダムテッカマンをサポートするのが本来のダガーの役目であるため、本人が直接戦闘を行うことはあまりしない。 このため遠距離攻撃は得意だが逆に白兵戦は大の苦手であり、ブレードには全く太刀打ちできずに軽くあしらわれてしまっている。 フハハハ…貴様に残された道は死あるのみ!が…楽に死ねるとは思うなよ、裏切者が!! ◆主な能力・装備 ●テックランサー/コスモボウガン ダガーのランサーも諸刃の槍であり、ブレードのようにブーメランとして投げつけるなどの運用が行える。 ちなみにダガーは左利きであるようで、ブレードのように両手ではランサーを振り回したりしない。 しかし、ダガーは白兵戦主体のテッカマンではないため、ランサーを白兵戦ではほとんど活かすことができず牽制くらいでしか役立てることはできない。 ダガーのランサーの真骨頂は白兵戦のためではなく、遠距離戦用の兵装であるコスモボウガンである。 ランサーを弓のように構えることで少量のフェルミオンのエネルギーを集め、矢状にすることでそれを射出することが可能なのだ。 ボルテッカと違って消耗もほとんどないため連発も可能な上にエネルギーの調整も自由であり、一発だけでなく複数の矢を拡散させたりと状況に応じて柔軟に使い分けることができる。 この装備のおかげで遠距離戦における汎用性は他のテッカマンとは段違いの能力を持っているのだ。 また、精密射撃の際は右目の照準器を用いてより正確に標的を狙撃できるようになっている。 ただしコスモボウガンの矢に使うフェルミオンははっきり言ってとても少なく、相当にエネルギーを集中させて撃たなければ フェルミオン砲のような大規模な破壊はもちろん、テッカマンに対してであっても直撃してもダメージはかなり少なく、ランサーなどでも簡単に防がれてしまう。 このためテッカマンとの戦闘ではコスモボウガンで遠距離から密かに狙撃して奇襲したり、遠距離から牽制しつつ隙を見ては ランサーで一撃を与えヒットアンドアウェイを取るのがダガーにとっては最良の戦術と言えるかもしれない。 ●近接格闘 白兵戦が苦手なダガーは片手でランサーを振り回し、もう片方の手や足で攻撃するなどしてとにかく敵を牽制するのが主体。 鍔迫り合いになっても白兵戦が苦手なダガーでは白兵戦主体の他のテッカマンにはほとんど太刀打ちできないのが現状なのである。 ちなみに名前のダガーとは短剣であり、片手でランサーを振り回したりするのもこういった事情があるのかもしれない。 貴様を逃したおかげで、俺は『役立たず』呼ばわりよ!!この恨み…じっくり晴らさせてもらうぞ!! ◆調整不足のテッカマン? さて、上記の装備などを見てもらうと分かるが、ダガーには本来テッカマンに共通して装備されているはずの ボルテッカはおろかクラッシュイントルードさえも装備されていない。(一応、肩のアーマーにはボルテッカの発射孔があるのが見える) これはどういうことかと言うと、元々ダガーは総司令官であるテッカマンオメガとほぼ同時期にフォーマットを終えているのであるが、 実は戦闘フォーマットはアーマーやバーニア、テックランサーなど最低限の装備が使えるようになった時点で一時的に中断しているためである。 何故、そのようなことをする必要があるかと言うと、アルゴス号の自爆によりラダム母艦は月の裏側に不時着してしまい、エネルギーも無い不毛な月に不時着したことによりラダム獣を量産する為のエネルギーが確保出来なくなりラダム獣を生産する事が出来なくなったので、オメガは調整中のダガーを排出し、ラダム獣を生産する為にオービタルリング占領を命じた。 そしてダガーはオービタルリングを襲撃し占領。 オービタルリングでは大量のラダム獣がソーラーシステムのエネルギーで量産されており、それらを管理し侵略活動を前線で指揮するためのテッカマンがダガーなのである。 さらに不確定要素によってテッカマンブレードという裏切り者のテッカマンが出現してしまったことはラダムにとって予想外の出来事であり、 この裏切り者を早急に排除するためにもダガーが急遽送り込まれることになったのだ。 しかし、それでも最終的にはブレードに敗北する結果に終わってしまったため、更なるラダムテッカマンが新たな尖兵として送り込まれることになる……。 そういった意味ではダガーもブレードやレイピアのように不完全なテッカマンと言える存在だったのである。 このため功を焦らずにオメガの指示に従って今は身を引き、中断した戦闘フォーマットを最後まで済ませた上で完全体となれば 戦闘能力の底上げはもちろん、ボルテッカやクラッシュイントルードなども使用してブレードをさらに苦しめることもできたはずなのである。 エビルのPSYボルテッカも本来は追加で装備されたものでもあるため、ダガーにもまだまだ強化の余地はあったのだ。 それをしようとせずに復讐心に囚われ、結果として機動兵ペガスという愛馬を得て復活したブレードの前に敗北。 ボルテッカを受けてラダムテッカマン最初の戦死者となってしまったのであった。 ……まぁ、メタい事を言ってしまうとボルテッカは本来テッカマンの標準装備では無く、ブレードだけのものだったのだが、制作途中でその予定が変更されてしまった為 ダガーのみがボルテッカを持たないテッカマンになってしまったのである。 上記の調整不足という設定も、ダガーがボルテッカを持っていないのをフォローする為の後付設定なのだ。 やはりダガーでは無理だったか。ならば、次なる者を送るまでの事…フハハハハッ…! ◆余談 角川書店『月刊コミックコンプ』で連載されていた漫画版(作者:鈴木典考(スタジオOX))では、本名こそTV版と同じフリッツであるが少壮と言える外見で、アルゴス号時代にはDボゥイことタカヤがスパーリングでどうしても勝てない格闘技の先達という、TV版におけるアックス/ゴダードに相当するポジションであった。(*1) またペガスはそもそもラダム側が開発した超AIロボットでありブレードだけでなくラダムのテッカマンすべてに与えられており、ダガーにもダガーペガスという忠臣がいるが、ペガスを嫌うダガー本人からシステムボックス(所謂テッククリスタル)の代わりに自身の右目を押し付けられている。 ダガーがブレードに倒されて後、オメガの前で「この右目が!夜泣きをするのでございまする!!」と右カメラアイのシャッターを開け、ダガーの右目から溢れ出る血の涙と共にブレード討伐を懇願する様はショッキングといえるだろう。 そして元よりテッカマンに勝てるわけもないと承知でそれでも一矢報いずにはいられなかったダガーペガスと、同胞殺しの罪を噛み締めつつ正面から受けて立ったブレードとの対決、そして右目に込められたダガーの真意は…… 最終的にダガーペガスはブレード抹殺に動いたエビル・ランス・セイバー(ソード)・アックスらによりブレードペガスともども破壊されるが、そのパーツは地球製ペガスとなりブレードの力となり、オメガを抹殺し暴走するエビルとの最終決戦へと赴くことになる。 角川書店のお家騒動の余波を受けコミックコンプでの連載は打ち切られるが、バンダイから発行されたアンソロジーコミック『MEDIA COMIX DYNE』で前後編として完結編が収録、やがて両連載のものがすべて収録された単行本がメディアワークス社・電撃コミックスから発売されている。(全1巻) 追記・修正は傷を残してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] とうとう彼の項目ができたか!一度ブレードに変身できなくさせたのは大戦果なんだがなあ・・・ -- 名無しさん (2015-05-26 16 14 36) テッククリスタルを破壊したのは終盤まで尾を引いていたしかなりの功績だと思う。お世辞抜きに。 -- 名無しさん (2015-05-26 18 02 27) 弱く思えても、一番手ゆえ印象は上位。龍騎でいうところのシザースポジションだな。 -- 名無しさん (2015-05-26 18 03 29) 次はランスさんですね分かります -- 名無しさん (2015-05-26 23 32 49) 俺の中ではダガー本人より漫画でのダガーペガスの方が印象に残ってしまった。ちなみにその残骸はブレードペガスの補修部品として使われたらしい -- 名無しさん (2015-05-27 05 59 26) ダガーペガスはカタカナ喋りじゃない、普通に喋ってるよ -- 名無しさん (2015-05-27 23 02 51) ↑さらに言うとダガーペガスは結構古風な言い回しをする。「この右目が!夜泣きをするのでございまする!」 しかしダガーペガスの顔は巻末でもふれられて居るが、本当に「チキショー!」って感じの顔だな -- 名無しさん (2015-05-27 23 08 14) ↑訂正しました。テレビのカタカナ喋りと混同してすみませんorz そういえば某wikiの台詞を見てみるとブレードペガス(テレビでいうところの機動兵ペガス)もカタカナ喋りじゃなく流暢に喋ってましたね -- 名無しさん (2015-05-28 20 20 29) 名前 コメント
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テッカマンエビル 機体名 テッカマンエビル 全長 2.36m 主武装 テックランサー テッカマン共通武装その1。双方に槍が付いており、接近戦または投擲に使われる。ブレードのランサーと違い二つには分かれないが、十字型に変型させる事が可能。また先端の刃は分離して飛ばせ、ワイヤーで回収できる。 テックワイヤー テッカマン共通武装その2。手首から鋼線を出す。元は投げた、または弾かれたランサーの回収用なのだが、エビルはこれを使って捕縛もやってのけた。テックワイヤーはランサーの先から鋼線を出す。ランサーの先っぽを鋼線に接続、振り回すことも可能。劇中では戦車をスパスパ斬ってた。 ラムショルダー エビルにのみ付けられた武装。主に突進などに使われる。 クラッシュイントルード 装甲を変形させ、体を細くし、高速で体当たりする技。移動にも使われる。 ボルテッカ テッカマン共通武装その3。テックセットした際に生じ、体内に蓄積した反物質粒子『フェルミオン』を加速させ発射する大技。同じテッカマンを消滅されるほどの出力を誇るが、人体に激しいダメージが来るため、テックセット1回につき1発までとされている。また一方向に直線状にしか撃てない弱点もある。 PSY(サイ)ボルテッカ ボルテッカの弱点である一方向直線状、1回1発制限を打開した技。出力、軌道をある程度操り、さらには相手のボルテッカをも吸収してしまう凶悪な技。出力を下げれは連射も可能。 自爆 技とは言いづらいが一応掲載。レイピア、アクスがやったように自分の体内のエネルギーを全てボルテッカに変換して爆発を起こす技。当然使えば死にます。 特殊装備 ― これといったものは無いが、テッカマンの装甲は核弾頭をも防げるほどの強度をもつ 移動可能な地形 空中○、陸地○、水中○、地中× 備考 「テックセッター!」の掛け声で変身したシンヤのテッカマン状態。エビルのテッカマンとしての特性は多目的汎用型。その特性に相応しく、様々な状況にも対処できる。テッカマンとしての能力は他のテッカマンの頭一つ飛びぬけており、高い戦闘能力を誇る。後にブラスター化したブレードに歯が立たなくなった際にはブレードの後を追いブラスター化を果たす。だが元々高い戦闘能力ゆえに、ブラスター化による不必要な進化が肉体が耐えられず肉体組織の崩壊が起きた。
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登録日:2015/05/28 Thu 15 24 30 更新日:2023/12/03 Sun 13 42 00NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 かませ犬 スパロボでは色んな意味でネタキャラ テッカマセランス テッカマン テッカマンブレード テッカマンランス バカ!わからんのか!! モロトフ ラダム ランス 何をしているセイバー!アックス!ボルテッカだ!! 宇宙の騎士テッカマンブレード 完全なテッカマン() 小杉十郎太 野心家 鬱クラッシャーズ 鬱フラグクラッシャー 生と死の狭間で一人戦うDボウイ 迫り来るランスの牙の前に一人の男が立ちはだかる 次回、宇宙の騎士テッカマンブレード『超戦士ブラスター』 仮面の下の涙をぬぐえ! 名前は、モロトフ。所属は……ラダムだあああぁぁぁぁっ!! 『宇宙の騎士 テッカマンブレード』の登場人物。 主人公・Dボウイこと相羽タカヤと同じアルゴス号のクルー、モロトフが変身するテッカマンである。 CV 小杉十郎太 人間形態では、紫色の長髪をポニーテールにした吊り目・細面の青年。赤いコートがトレードマーク。 人間のことを「蟻(アリ)」と称して見下す傲慢な性格。人間時代の性格は明確に描写されなかったが、相羽ケンゴとフォン・リーの宇宙結婚式が決まった際には他の乗組員たちと共に拍手を送っていた。 テッカマンになった人間は、元々の性格のマイナス面が強く出る傾向があり(例:シンヤ→兄へのコンプレックスが肥大化、フォン→ケンゴへの愛が暴走)、それを鑑みれば、モロトフも元々は功名心が強い性格だったのかもしれない。 前線指揮官のエビルに続いてアックス、ソードと共に地球へ派遣され、 ストーリー中盤でエビルが基地で療養中は侵略活動はアックスに任せ、エビルが戦線復帰するまでソードと共に待機していた。 しかし、ランスはエビルが度々ブレードを始末できずに敗北していることから ブレード共々かなり過小評価しており、ブレードに勝つことは不可能であると判断していた。 このため、エビルが戦線復帰するまでの待機命令を無視し、自らの手で裏切り者のブレードを始末するべく独断で出撃した。 これは同時に手柄を立てることで司令官のテッカマンオメガに自らの実力と有能さを認めて欲しいという功名心から来ており、 エビルに取って変わろうと野心を抱いていたようである。 私情を挟んでいたダガーやエビル、アックスとは違い任務の達成を最優先で考えており、無駄な戦闘を極力避けるため ラダム獣を囮としてけしかけてソルテッカマンをおびき出し、自らは容易に基地に侵入するなど理知的な面がある。 項目冒頭の台詞はアラスカ基地内を警備していたバーナード率いる特殊部隊の一人に対してのもの。 この後、わざわざテックセットせず一瞬で間合いを詰めて銃を向けさせずに絞め殺した後、壁がめり込むほどに叩き付けている。テックシステムの調整を受けた者の前では、歴戦の兵士相手ですら赤子の手を捻るようなものなのだ。 また、敵のテッカマンとの戦闘に対しても自分が不利であると認識すると咄嗟のこととはいえ 「最大の火力で一気に片付ける」と判断してボルテッカを躊躇わずに使うなど任務達成のためには手段は選ばない。 人間のことは他のテッカマン以上に「クズ」「蟻」などと称して見下しており、 わざわざ自らのランサーを使わずに瀕死の重傷を負った兵士を盾にする、フリーマンが寝食を惜しんで造り出した特殊弾(材料はラダム獣の爪)が装填されたショットガンを使い攻撃するなど完全に戦力外扱いとして見ている。「卑怯よ!」(Byレビン)と非難する声も所詮「蟻」の戯言と耳を貸さない。 その一方で、弾切れと知るや否や興が削げたとショットガンを捻じ曲げて、身動きの取れない者をその場に捨て置くこともある。 フフフ…エビルとの違いを見せてやる。裏切り者の貴様の命もここまでだ! ◆基本スペック アイボリーのアーマーが特徴であり、後頭部のパーツはランスが怒りなどを抱いて感情を高ぶらせるとトサカ状に盛り上がるという特徴がある。 前線指揮官であるテッカマンエビルを補佐するための役割を担っており、参謀型の特性を持っている。 このためテッカマンとしての基礎戦闘能力はエビルと同等のレベルを誇っており、エビルが私情で判断を誤ったり 無駄な行動をすることがあるのに対し、ランスは任務達成のためには手段は選ばず冷静に状況に対処する。 (エビルほどではないが「蟻ごときが自分の体を傷つけるなど許さん」と言って報復することはあるものの、あくまでも任務の範囲内の些細な私情) 壁や天井に張り付いて地形を無視して移動したり、バーニアの飛行だけで敵を翻弄することができるなど機動力もかなり高い。 これらのことからランスが自らを『完全なテッカマン』と自信を持って豪語しているほどである。 しかし、ランスはエビルを補佐するためのテッカマンであり、 エビルのようにPSYボルテッカも装備しておらず全体的にはエビルの下位互換といった面が強い。 私はオメガ様に知ってもらいたいのだ…エビルよりも私の方が有能だという事をな。エビルの出番はない。ブレードは私が倒す!必ず倒す…!! ◆主な能力・装備 ●テックグレイブ ランスのランサーは中心から先端にかけて巨大な長刀状の刃となっており、その反対側は打撃のために完全な柄となっている。 アックスのテックトマホークほどの破壊力はないが攻撃のリーチが長く、特に突き攻撃の際の威力は凄まじい。 アックス同様にテックワイヤーは装備していないために投擲した際は自分から拾いに行かなければならない。 ●テックレーザー ランスの両肩部に装備されており、無数のフェルミオンの光弾を発射する。 一点に集中して放ったり、広範囲に拡散させたりと様々な用途に用いられる。 ダガーのコスモボウガンより威力は高く連射性もあるため、至近距離から敵に放てれば相当な破壊力を発揮できる。 ●近接格闘 ランスは機動力にものを言わせて攻撃を回避し、ランサーでは鍔迫り合いに持ち込まずに一撃離脱をする傾向が強い。 また、素手での破壊力も凄まじく、ラダム獣の攻撃も防げる何重もの隔壁をパンチ一発で大きくひしゃげさせ、 数発で穴を開けてぶち破ってしまうほどのものである。 ●クラッシュイントルード アックスのように一点突破や破壊と用途はほとんど変わらないがアックスよりはスピードはある方である。 ●ボルテッカ テッカマン共通の最強必殺技。 ランスのボルテッカ発射孔は喉部分がスライドして露出することで発射するようになっている。 他のテッカマンが胸部に装備していて予兆が分かりやすいのに対し、ランスの場合は部位の都合上分かりにくく、奇襲性が高い。 ◆顛末… 功名心と失態続きのエビルを出し抜かんとアラスカ基地に潜入したランス。 配下のラダム獣らにバルザックとノアルが駆るソルテッカマン2体を任せ、自身は基地内に潜入。バーナード率いる特殊部隊の猛者を次々に血祭りにあげていく。 君達も救いがない。私がここに来た事実だけで、君達の兵器が私に通用せん事ぐらいわかりそうなものだが…ブレードごときの出来損ないとは違い、私は完全なテッカマンなのだからな!! やがて、人為的なブラスター化にすべてをかけるDボウイのエリアにたどり着くが、捨て身のバーナードの特攻と宇宙用信号弾を受け怯んでしまう。 その結果、ブレードのブラスター化を許してしまった。通常のものよりも一回り大きなアーマーを纏い、先鋭化されたシルエットの白い魔人……ブラスターテッカマンに変化するブレード。 ブラスターテッカマンだと…!?ば、馬鹿な!我ら以上の完全体など存在しない!! 圧倒的な姿に信じられず、両肩部からテックレーザーをブラスターブレードに目掛け乱射するランス。 しかし、その爆風から飛び出したブラスターブレードは全くの無傷で、瞬く間にランスの顔を鷲掴みにしてアラスカ上空へと飛び上がる。 は、離せぇ!!ボルテッカーッ!! 必死に隙をついてブラスターブレードの腕を引きはがしたランスは至近距離からボルテッカを発射。白い魔人を閃光に包み上げる。 フッ、いくら進化したと言えど、この至近距離からのボルテッカではひとたまりも……なにっ!まさか!? 咄嗟の奇襲すらブラスターテッカマンの前には無力に等しく、逆にランスが翻弄されていく。 クラッシュ・イントルードの猛攻と全身18門に展開された発射口から放たれた緑の大渦……ブラスターボルテッカの餌食となり、『完全なテッカマン』は呆気ない最期を迎えるのだった。 後に、この事をソード/フォン・リーから聞いたエビル/相羽シンヤは 馬鹿め……! と、毒づくのだった。 ◆備考 漫画版では基本的にはアニメ版と同じ扱い。 だが、ブラスター化したテッカマンブレードの実力をいち早く看破した。 何をしているセイバー、アックス!ボルテッカだ! ※セイバー=何故かソードの代わりに入った漫画版オリジナルキャラ この時のブレードは満身創痍で装甲はボロボロの死に損ない状態で、ボルテッカは明らかなオーバーキルだった。 むしろ閉鎖空間だったため、破壊力の大きすぎるボルテッカを2人纏めて使えば逆に自分達が危ない。 だが、それでもブレードに底知れぬ力を感じたランスは、2人にこう告げる。 バカ、分からんのか!?こいつはただのブレードではない、化け物だ! ボ ル テ ッ カ 以 外 で 倒 せ る も の か ! ! ランスの必死さにようやく脅威を感じたセイバーとアックスもまとめてボルテッカを放つが…… ちなみにこのシーン、3人ともヒロイックな出で立ちをしているせいで妙にカッコいい。 そのおかげか、コブラほどではないが「鬱クラッシャーズ」としてコラ職人のおもちゃ大活躍をしている。 多くの人物を悲劇から救う姿はまさに「宇宙の騎士」と言っても過言ではない。 スパロボにおいては本作が参戦したJ、Wの両方に登場。 以下、彼の主な活躍。 凄惨な拷問を受け、助かる見込みが無いと感じたレイピアがランスを道連れに自爆し、その命を散らす(原作と展開が違うのは仕様)…だが、フラグによってはレイピアは生存する為、ランスだけ死ぬ。 なお、その退場シナリオで先にエビルがブラスター化を披露する(以上スパロボJ) ブレードに負けた帰り道、父と兄を失って荒れていた11歳の幼女に八つ当たりしたら返り討ちに遭う。しかもこの幼女、エースパイロットとかニュータイプとかではなく普段は機体の補佐をしており、正規パイロットですらない。アリアレイプで稼ぎまくってるから仕方ないね ラムダ・ドライバを発動したガウルンに真正面からケンカを挑む。勿論返り討ちに遭いました 戦うことを拒否していたトモル(オーガン)がやる気を出してしまったのはランスのせいである。 決着シナリオではブレードとオーガンを引っ込めるとラングと真正面からケンカして泥仕合いい勝負をする。 テッカマンオメガの武装でラダムテッカマン4人の分身による一斉攻撃があるが、テックランサー(ソード、アックス)、コスモボウガンと、それぞれの得意武器を生かして戦う中、何故かテックレーザーで済まされる(以上スパロボW) と、本人はいたって真面目なのにユーザーからはどこかズレた感じで愛されてる、美味しくも悲しいキャラとなっている。 『完全なテッカマン()』とはなんだったのか…… 「フッ、いくら追記・修正したと言えど、この至近距離からのボルテッカではひとたまりも……なにっ!まさか!?」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 乙です、でも、語り継がれる死にざまも書いてほしいところ -- 名無しさん (2015-05-28 15 34 07) ↑あまりにもネタとして広まってしまってランスの基本情報が疎かになってしまうので自分は自粛しました -- 名無しさん (2015-05-28 15 40 35) ↑ああ他にもふたばの鬱クラッシャーコラとかスパロボで兄と父失ってやさぐれた少女にボコられたりとかネタにされてるよねこの人。ある意味アニメにおけるネット社会の最大の被害者なのかもしれない。 -- 名無しさん (2015-05-28 17 00 18) スペースナイツを苦しめ、バーナードを殺した残忍で凶悪な恐ろしい敵だったんだけどね。もっともその直後に「フッ……いくら進化したといえど、この至近距離からのボルテッカではひとたまりも…何ィ!?まさか!?」でブラスター化したブレードの強さを見せつける引き立て役になったわけだが。そして、スパロボJではレイピアと相打ちになるが、フラグ次第でレイピアは生存しランスだけ死ぬ。Wでは正規パイロット不在で11歳の少女が操縦するヴァルホークに返り討ちにされ、ラムダドライバが発動したガウルンに向かっていき圧倒される、そして最後はバーナードとの因縁もなくブレードに敗北、といいところなし。 -- 名無しさん (2015-05-28 17 28 09) 他のラダムテッカマンと違って特に本編中に目立った活躍が無いんだしネタ方面で追記してもいいと思う -- 名無しさん (2015-05-28 17 47 56) ↑ 面白おかしくせずに、ただ淡々と「基地を強襲したらブラスターに完封され敗れた」ぐらいがいいと思う。 -- 名無しさん (2015-05-28 17 52 39) テックレーザーで、ダガーの存在意義にとどめを刺してるな -- 名無しさん (2015-05-28 17 56 12) モロトフは相羽家とどういう繋がりがあったんだろう ただ単にアルゴス号の乗員なだけなのかな -- 名無しさん (2015-05-28 18 07 08) ↑3いや、面白おかしくしてもいいしょ。ここアニヲタwikiだし このままだとちょっと短すぎるし -- 名無しさん (2015-05-28 18 26 47) 次のテッカマンの記事は誰になるのかな?やはりソード?それともレイピア?オメガはそれらの後だろうし。 -- 名無しさん (2015-05-28 18 37 52) しかし名前がランスなのにランサーが強いってわけでもないんだよなぁ…ランスのランサーとか読んでて面倒なのに -- 名無しさん (2015-05-28 19 09 27) 漫画版では「セイバー!アックス!ボルテッカだ!!」と、いち早くブラスターブレードの脅威に気付いている一面もあるんだけどね・・・そのシーンしか知らないんだけどw -- 名無しさん (2015-05-28 22 51 52) 鬱クラッシャーコラについては追記した方がいいと思うな。あのコラから入ってこの項目たどり着く人もいそうだし。 -- 名無しさん (2015-05-29 00 08 02) こいつが色々言われる最大の原因はあのかませ代表ダガーさんですらブレードをピンチにしてるのにこいつはパワーアップしたブレードにぼこぼこにされて速攻退場し、さらに人間時代もあんまり関連がないから兄弟対決とかそういう盛り上がりもないことだろうなあ。 -- 名無しさん (2015-05-29 10 32 44) シナリオ冗長性確保の一環としてあえて深い因縁を与えずに用意し、ブラスターの当て馬としてその『遊び』を利用したって感じかな。 -- 名無しさん (2015-05-29 10 49 59) ブラスターボルテッカのシーンでマイクがハウリングを起こしているのは有名な話だが、地味にモロトフさんの断末魔の時もハウッてる。 -- 名無しさん (2015-05-29 23 17 24) ↑3 スパロボではバーナードを殺害することもなく、自軍を苦しめることもないので余計ネタ性が…。 -- 名無しさん (2015-05-29 23 28 29) とりあえずネタ分とSRWの活躍について追記したよ。ネタ分が邪魔なら消しておくれ。 -- 名無しさん (2015-05-30 08 55 05) 原作は未見だけど、此処を見る限りは判断力と実力と残忍さを備えた悪役なんだよな。相手が悪過ぎたから噛ませになってるけど、普通に手強いと思う -- 名無しさん (2015-05-30 09 32 52) ↑原作の人類とラダムのパワーバランスは悲惨の極み、マジでブレードくらいしかまともな戦力がいないし、敵テッカマンともなればゴジラが浜辺に上陸したような緊張感。ランスの基地侵入イベントもまさに死闘だった。 -- 名無しさん (2015-05-30 10 51 35) ↑分かり易い位絶望的だな。ブレードも本来はイレギュラーな存在だし、良く勝てたって言うべきなのか -- 名無しさん (2015-05-30 10 56 02) ↑х4ありがとうございます!それでこそアニヲタwikiだッ! -- 名無しさん (2015-05-30 14 00 09) スパロボでしか知らないし、最期がブラスター化のかませになったくらいしか知らなかったけど、単なるネタかと思いきや本当にブラスター化なしだとヤバかったとヤバく、残忍ながらもブラスター化以外は判断を見誤ることもなかったなかなかの悪役ぶりを見せつけてたんだな… -- 名無しさん (2015-05-31 18 23 31) ブラスター化のリスクを考えると、完全なテッカマンを自称するのも嘘でなかったりする。そしてこのときのボルテッカーでマイクが逝った -- 名無しさん (2017-10-01 12 22 41) 名前 コメント
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登録日:2015/06/01 Mon 01 34 56 更新日:2024/06/17 Mon 11 41 16NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 イバリューダー←ではない テッカマン テッカマンオメガ テッカマンブレード ラスボス ラダム 宇宙の騎士テッカマンブレード 決定!日本一のぬいぐるみ師←でもない 相羽ケンゴ 若本規夫 長兄 憧れと憎しみを胸にDボウイと戦うシンヤ 自らの存在の証を求め、エビルは更なる戦いを決意する 次回、宇宙の騎士テッカマンブレード『真実の侵略者』 仮面の下の涙をぬぐえ! テッカマンブレード…裏切り者の末路は死あるのみ…フッハハハハッ…!! 『宇宙の騎士 テッカマンブレード』の登場人物。 主人公・Dボウイこと相羽タカヤの兄、相羽ケンゴが変化したテッカマンである。 CV 若本規夫 地球侵略のために太陽系へやってきたラダム母艦は土星にワープアウトしており、相羽一家を含めた宇宙船アルゴス号のクルーはそこで運悪く遭遇してしまった。 アルゴス号を吸収し、乗員全てをテックシステムに取り込んだラダムはまず始めに地球侵略活動の全てを統括する総司令官を生み出した。 それが相羽ケンゴ/テッカマンオメガである。アルゴス号がラダム母艦と遭遇した際にはコールドスリープから目覚める前であり、父や弟達がテックシステムに取り込まれている時も覚醒は間に合わず、そのまま自分もテックシステムに取り込まれてしまっていた。 ラダム母艦は本来ならばそのまま地球へ直接侵攻を仕掛けるはずであったのだが、その計画は頓挫することになった。 オメガが完成する前に弟のタカヤ/ブレードはフォーマット中に父・孝三によって救出されて脱出させられており、 おまけに孝三の最期の抵抗によるアルゴス号の自爆で母艦の内部を破壊されてしまい、航行不能となったのである。 月の裏側に不時着したラダム母艦は長期間の修理を余儀なくされてしまい、オメガは母艦の修復作業に専念するために 基地の中枢システムと一体化することとなった。これによりオメガは母艦の中から自由に動くことができなくなっている。 母艦の修復に専念する間にも地球侵略活動を進めるために配下のラダムテッカマンを尖兵として送り込みオービタルリングを襲撃・占拠し、地上にラダム樹を植え付けることで着々と侵略を進めていった。 ラダムの司令官故に地球侵略を至上目的としており、ケンゴ個人の意識や人格はほとんど残っていない。 しかし、それでも仲間や肉親に対する情だけは残っており、弟のエビル/シンヤや婚約者のフォン/ソードのことを気にかけており、シンヤが自らのブラスター化を懇願した時にはその重すぎるリスクを語って「ならぬといったらならんのだぁぁぁっっっ!!!」と叫んで制止し、幽閉してでも生かそうとしたほど。 肉親を捨て駒にしてでも地球侵略を完遂しようとする非情なことは決してしない。 また、結果的に敵となってしまった弟、タカヤ/ブレードのことも配下のテッカマン達に抹殺命令を下すものの、内心では気にかけていたようである。 仲間のテッカマン達が次々と裏切り者のブレードに敗れ戦死し、愛する者や実の弟さえも失ってしまった中、 一年以上もの長い時をかけてついにラダム母艦の修復が完了した。 時は来た…我が目覚めと共にこの艦の命は蘇れり!ラダムよ、偉大なる民ラダムの生命達よ…!感じているか?お前達が宿るべき肉体は、着々と誕生して数を増やしつつある…!いざ行かん!我らラダムの新たなる故郷へ!! 既にラダム樹の開花は始まり、次々と地球人達を取り込みラダムの新たな肉体である素体テッカマンへと作り変えており、 後は母艦がラダムの新たなる故郷・地球へと到着すれば長い旅は終わり、地球侵略は完了することとなるのだ。 しかし、地球侵略が完了間近で最後の障害がもはやオメガのみとなった母艦へと突入してくる。 それは自分達を裏切り地球侵略活動を妨害し、仲間と肉親を次々と手にかけてきた 最大の敵にして唯一残された肉親である実の弟、相羽タカヤ――テッカマンブレードであった……。 不完全な貴様が、よもや我らをここまで追い込もうとはな…それも貴様の信じる、人の心とやらの力か。だが、人の心を信じた貴様がしたことは何だ!?人としての最大の罪、肉親殺しではないか!!貴様こそは、我ら以上にラダムに相応しい存在よ!!さあ、残るはこの私一人だ。最後の一人を…その手にかけてみるか?この、兄をもぉっっっ!!! ◆基本スペック ブレード同様に白いアーマーが特徴であるが、オメガは藍色のマントを身に着けており、普段はその胴体部を隠している。 ラダムの惑星侵略活動には必ずその全てを統括するための総司令官の役目を担うテッカマンが必要であり、 オメガは司令官型の特性を持っている。司令官だけあってラダムの支配が強力なのはもちろん、知識も極めて豊富である。 エビルでさえ知らなかった進化したテッカマンに関する情報さえ知り得ていた。 本来のオメガは他のテッカマンよりも一回り大きい程度の大きさで脚部もあるのだが、ラダム母艦と一体化した影響で変異しており、 最終的に母艦の修復が完了した頃には脚部は完全に無くなっていた。 また、他のテッカマン達とは異なりラダムは2体が寄生しており、テックシステムを解いて人間体になることもできなくなっている。 胸部中央カバーを展開するとわずかながらに残った人間の顔がおさめられており、もはや怪物以外の何物でもなくなっている。そこ、イバリューダーだの日本一のぬいぐるみ師だの言うな。 基地と一体化、それはすなわちラダム母艦そのものということでもあり、基地のありとあらゆるシステムを使って侵入者を撃退できる。 このため母艦内はオメガの体内にいるも同然で、身動きができずに直接戦闘はできずとも侵入者を容易に排除することが可能となっている。 さらに母艦の中枢システムと完全に融合を遂げることで従来のテッカマンとは比較にならない10m以上もの巨大な形態となる。 この母艦融合形態の際は通常の腕とは別に肩部分から巨大な複腕が生えており、脚部は尻尾状という異形の姿となっている。 ラダムの総司令官だけあってその戦闘能力は他のラダムテッカマンを遥かに凌駕しており、ここまで巨大な姿であるにもかかわらず機動力は テッカマンの中でも最速を誇り、クラッシュイントルードを遥かに超える瞬間移動に等しい超速度で移動できるほどである。 おまけにラダム母艦から無尽蔵にエネルギーを確保しているため疲れ知らずで、一切の消耗がない。 このためブラスター化をしてない通常のテッカマンでありながらブラスター化したブレードとエビルでも不可能な無尽蔵のフェルミオンを用いたボルテッカの乱射による遠距離戦闘やほぼ無制限の継戦能力など一部の能力においては既にブラスターテッカマンすら上回っているスペックを持つことから、テッカマンが正面からまともに挑んでも勝てる相手ではなく、圧倒的な火力と速度で手も足も出せずに排除されるのだ。 そうか…今のお前に残されたものは、我らに対する怒りと憎しみのみ!だがっ!!!あの星は…我らラダムの第二の故郷!それを目の前にして、貴様ごときに敗れるわけには…いかぁぁぁんっ!!この艦と私は一体だ…そして、ラダムこそは生物として究極の進化を遂げた生命体…!その栄光あるラダムの未来…貴様ごときに、潰させはせぬわああぁぁっ!!! ◆主な能力・装備 ●テックフルート オメガのランサーは巨大な杖状となっており、先端部分が巨大な両刃と穂がついたハルバード状になっている。 巨大である分、その威力は絶大であり、まともに喰らえばテッカマンでさえ無事では済まされない。 フルートという名前は初期案で『柄が笛になっており、オメガがそれを吹き鳴らすとブレードがラダムの本能を刺激されて苦しむ』 …というどこかで聞いたようなネタを盛り込もうとした名残。 ●母艦システム:触手/粘液 ラダム母艦の侵入者撃退システムを最大限に駆使し、艦内のあらゆる場所から強靭な触手や粘液を出現させて攻撃することができる。 このためどこへ逃げようが触手は敵の足元から出現させて捕縛したり、自分の周囲に大量に出現させて正面から圧倒的物量で攻撃することも可能。 触手の破壊力はテッカマンのアーマーを瞬く間に貫通し破壊するほどの威力があり、 大量に襲われればまず間違いなく一瞬にして抵抗もできないまま一方的に蹂躙されてしまう。 粘液は拘束はもちろん、そのまま母艦に吸収して基地内に幽閉してしまうことも可能である。 ●テッカマンドール ランサーを打ちつけエネルギーを母艦表面に広げることで母艦の外壁の一部を利用してテッカマンの姿をした兵を作り上げることができる。 コピーのテッカマンは戦闘能力こそ低いものの武装はしっかりと装備しており、おまけにいくらやられようが無限にオメガの手によって再生できる。 よってオメガを倒さない限り、この操り人形をいくら相手にしても意味がなく、逆に物量で返り討ちにされてしまう。 ●ボルテッカ/ハンドボルテッカ/ボルテッカランサー オメガのボルテッカは両肩部と、そこから生えた巨大な複腕の掌に装備されている。 肩のボルテッカは肩パーツを展開することで発射することが可能で、腕のボルテッカはそのまま掌を向けることで容易に発射できる。 さらにエネルギーをランサーに集中させて広範囲に放つことさえ可能となっている。 オメガが巨大である分、その威力は通常のテッカマンよりも絶大で、おまけにラダム母艦から無尽蔵にエネルギーを供給しているため フェルミオンの枯渇はあり得ず、無限に連発することさえ可能である。 オメガにまともに挑んでもこのボルテッカの波状攻撃でテッカマンでさえ一瞬にして消し炭にされるのは目に見えているのである。 ◆余談 ●スーパーロボット大戦ではJ、Wで出演しているが彼に限らずラダムテッカマンは 『テッカマンブレードⅡ』の地球製テッカマンを「まがい物」と呼んでいる。 ●CV:強力若本ということで氏の独特な口調がゲーム内のテキストでも惜しみなく表現されているが、 実際は今ほどクセが強くない頃の演技なので、普通に冷静沈着で威厳に満ちた口調である。 断末魔の絶叫でのみお馴染みの「ぶるうううううあああああああああああああああああ!?!?!?」が聴ける。 どうしたタカヤ!?貴様の追記と修正とは、その程度のものなのか!?ええっ!!?タカヤよおぉぉ!!!これまでか…?ここまでなのか、ブレードよ!?さらばだぁぁぁぁぁぁぁっ!!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ? コメント欄 [部分編集] 最終決戦時、ブレードの状態を知ってもなお語り続けたのは、唯一残った肉親のタカヤに返事をしてもらいたかったから って悲しすぎる -- 名無しさん (2015-06-01 02 13 33) 語りかけてるのに相手は脳細胞の壊死で記憶が無くてほぼ本能で襲ってきてるとか笑っていいんだか悲しんでいいんだか… -- 名無しさん (2015-06-01 02 20 36) ここのところよくテッカマンブレード関連の記事がたつな・・・ -- 名無しさん (2015-06-01 07 26 25) ↑ここではたまによくあること。前はウルトラセブンの宇宙人の項目がたちまくってたりしてたし。 -- 名無しさん (2015-06-01 09 15 14) スパロボWでは唯一ジェネシスの直撃を食らった版権キャラだよね -- 名無しさん (2015-06-01 10 36 45) ぬう!これも地球製のテックシステムかあああああああ! -- 名無しさん (2015-06-01 19 55 28) 個人的に好きなシーンは「殺しすぎだ・・・!」ってアックスの地球人虐殺をたしなめた時。あれで『悪にも悪の都合というか戦略があって、とにかく道徳に反することをやってケラケラしてりゃ良いってもんじゃない』というルールみたいなものを幼心に覚えた気がする。 -- 名無しさん (2015-06-01 20 16 03) ↑2 ふ~も~ふもふも ふもっふも~♪ -- 名無しさん (2015-06-01 20 41 58) エビルが自分のコンプレックスをオメガに打ち明けているシーンが好き。敵同士とはいえどっちも等しく愛した弟達だから強く言えない兄としての側面が強く出てたし -- 名無しさん (2015-06-01 21 27 19) 断末魔の絶叫でのみお馴染みの 「ぶるうううううあああああああああああああああああ!?!?!?」 が聴ける。 いや聴けねえよ。見れるけど -- 名無しさん (2015-06-02 00 26 22) 次からの記事はブレードⅡの面々の番か・・・ -- 名無しさん (2015-06-02 01 56 49) ↑2 実際には~からは『原作アニメでのこと』を言ってる。気になるなら修正すれば? -- 名無しさん (2015-06-02 10 35 25) 最後の「ここまでなのか」の文章、力入れすぎだろ…本編じゃこんな力んでないよ -- 名無しさん (2015-06-02 14 18 38) LD版の短編だと、タカヤに対して穏やかな口調で説得までしてたな -- 名無しさん (2015-06-04 17 05 37) 余談のところ、スパロボでは地球性テックシステムのことを「まがい物」と呼んでいるけど、実は↑9にあるようにボン太くんのことは「地球のテックシステム」と呼んでいる。さすがのラダムもギャグ補正には勝てなかったようだ。 -- 名無しさん (2015-06-04 17 32 47) テックフルートの初期設定が使われていたら「ラダムに生まれし者は、ラダムに帰れ」と言ったりして。 -- 名無しさん (2015-09-03 23 25 10) ↑オーガンのゾア指令とオメガは雰囲気が似てるね。スパロボだと宿敵同士だったし -- 名無しさん (2015-09-08 14 03 26) 冷静沈着な司令官ながら、弟や婚約者の身を案ずる辺り、ケンゴ本人はとても心優しい好青年だったんだろうな・・・。 -- 名無しさん (2016-05-21 14 35 55) タカヤは孝三とシンヤとミユキとの交流はよく描かれていたけど、ケンゴとの印象に残る交流は描かれなかったな。その辺、ケンゴは不遇な気がする。 -- 名無しさん (2016-09-03 23 14 42) 本人の高潔さが窺い知れるほどに、その高潔さをそのまま乗っ取って目的のみ自分らの都合の良いものにすげ替えるというラダムの悪辣さが際立つね。 -- 名無しさん (2016-11-25 01 03 48) ラダム化する前のケンゴとして喋ったのはフォンの回想だけだったな -- 名無しさん (2016-12-03 03 17 58) スパロボで攻撃の度に出るケンゴの顏のカットインが怖かった記憶がある -- 名無しさん (2018-12-20 07 59 22) 北斗の拳のラオウが初登場回(回想シーン)のみ若本氏で、本編で本格的に演じられたらどんなだったか見てみたかったが、このオメガ的だったのかねえ -- 名無しさん (2021-04-29 20 15 45) >ぶるうううううあああああああああああああああああ! 初披露はセルではなくオメガだったのね。 -- 名無しさん (2024-06-17 11 39 16) 容姿がもはやビラ星人。 -- 名無しさん (2024-06-17 11 41 16) 名前 コメント